高知県の開花予想は?
2025年の高知県内の桜の開花は、3月24日(月)の予想です。また、見頃となる満開の時期は、開花予想から1週間後の3月31日(月)と予想が発表されています(※)。
※高知市の開花予想(日本気象協会)
この春見に行きたい!高知県の桜の名所5選
高知公園(高知城)│高知市
日本100名城の一角である高知城を望める「高知公園」は、高知県のなかでも絶好の桜スポット。国が定める史跡である園内では、ソメイヨシノをはじめ、山桜や大島桜といった200本以上の桜が咲き誇ります。
白壁の城と桜のコントラストも見どころで、その風光明媚な姿はお城のマニアにもおすすめ。「ひろめ市場」などの観光地や市街地からもアクセスがいいので、観光とあわせてぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
桑田山 雪割桜(ゆきわりざくら)│須崎市
高知市の2つ隣の須崎市の「桑田山 雪割桜」は、市内で最も標高が高い「蟠蛇森(ばんだがもり)」の中腹に位置。ここからは山全体に咲く雪割桜を見ることができ、高所では桜の雲海のような景色を堪能できます。
ちなみに雪割桜の正式名称は「椿寒桜(つばきかんざくら)」。積雪が残る2月ごろから開花しはじめることから、“雪割”の名を冠しているのだそう。一足先に満開を迎えるため、見物をする場合は早めに訪れましょう。
高知県須崎市桑田山
鏡野公園│香美市
「鏡野公園」は日本さくら名所100選に選出されている桜の名所です。園内にはソメイヨシノなどの桜が約600本植えられており、お花見シーズンにはたくさんの見物客が訪れます。
公園に隣接する高知工科大学にある、全長約200mの桜のトンネルが特におすすめの見どころ。水面に映り込む桜が見られる池や水辺の周りなども注目ポイントで、散歩やピクニックに最適のスポットです。
四万十川流域/家地川公園│四万十町
全長196km、日本最後の清流の一つとされる「四万十川」の流域では、春になると両岸に桜が咲き誇るスポットが点在しています。美しい桜並木が見られる「国道381号線」、ソメイヨシノと寒緋桜の両者を見られる「森ヶ内桜公園」など、ドライブや行楽をしながら楽しめる名所が満載です。
佐賀取水堰(家地川ダム)に隣接する「家地川公園」は、ダムと約300本の桜が合わさった景色が特徴で、四万十川流域のなかでも特に人気の場所。最盛時期には桜まつりも開催され、郷土芸能や地元の特産品の販売などの催しで大いに盛り上がります。
高知県高岡郡四万十町家地川51
電話:0880-22-3281
ひょうたん桜│仁淀川町
樹齢500年、樹高21m、根元周囲6mにもなる「ひょうたん桜」は、県の天然記念物にも指定されている名木です。こちらの桜は「エドヒガン」と呼ばれる品種で、つぼみ時に見られる「萼筒(がくとう)」がひょうたんのような形をしていることから、その名前で呼ばれるようになったそうです。
例年の見ごろは3月下旬~4月上旬。ひょうたん桜が鎮座する公園は車でアクセスすることができるので便利ですが、一方通行となっているため見逃さないように注意。またとても混みあうため、事前に詳しい所在地などの情報をチェックしておくと安心です。
高知県吾川郡仁淀川町桜994
電話:0889-35-1083
公式HP:https://www.town.niyodogawa.lg.jp/life/life_dtl.php?hdnKey=948
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