限られた日数での海外旅行、できる限りおいしい食事にありつきたいものです。観光ガイドブック掲載のお店は安心ですが、レストランが広告掲載料を支払って掲載をお願いしているケースも多いため、味は可もなく不可もなく・・・という場合が多々あります。
言葉の通じない国では、レストランの当たりハズレを見分けるのが難しいことも。しかしながら、ちょっとしたポイントを押さえることで、どの国でも失敗のない店選びができるようになります。各国を食べ歩くなかで身につけた「間違いのないレストランや外食選びのコツ」をこっそりお伝えしましょう。これできっと、次回から「ハズレた・・・」なんてことはなくなるはず！
観光地から少し離れた、ローカルが集うレストラン
初めて訪れる土地だと、観光地を巡る人も多いと思います。しかし、観光名所付近で食事をするのはあまりオススメできません。というのも、お高めな「観光客プライス」になっているからです。そしてできれば、日本語メニューがあるお店は避けたいもの。
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観光地で目にする多くの料理は、路地裏や観光スポットから少し離れた場所を目指せば、かなりお得に食べられます。路地裏の店を選ぶ際には、ローカル（地元客）の多いところを選ぶようにしてみましょう。ローカルが集うところは、当然ながら味のよいレストランが多いのです。
筆者が南仏マルセイユに出かけた直近の例では、観光名所では名物料理の「ブイヤベース」の相場が1人前6500〜8000円でしたが、観光スポットから3駅ぐらい離れたレストランでブイヤベースを食べたら、前菜とデザート、しかもグラスワイン付きで約2300円。常連さんも多数見受けられ、味もバッチリでした。
続いて、気軽に食事を楽しみたいときの外食先の選び方をご紹介します。
東南アジアなら、レストランよりも「屋台」や「夜市」
ローカルの人たちがこよなく愛する屋台や夜市。東南アジアでレストラン選びに迷った際には、屋台や夜市を選んでみましょう。
宿泊先のコンシェルジュに「あなたの好きな屋台はどこ？（Which hawker centre do you frequent?）」「今日はどこの夜市がオススメですか？（Which night market should I visit tonight?）」と聞いてみましょう。きっと「シーフード料理だったらこのお店！」「◯◯夜市は麺料理が美味しいことで有名」といった、地元ならではの情報がゲットできるはずです。
欧米なら、フードマーケットやフードトラック
地元の美味しいモノや、出来立ての料理がその場で味わえるフードマーケット。食べたいものを指差すだけなので、言葉に自信がない人でも安心です。
本格的な料理がお手頃価格で味わえる「フードトラック」を探してみるのも良いでしょう。ニューヨークやロンドンなどでは、地元のビジネスマンたちがフードトラックに列を作る姿も珍しくありません。行列を参考にすれば、きっと美味しいものにありつけることでしょう！
最後はちょっぴり奮発して楽しみたいときのレストラン選びについて。
奮発して美味しいものを食べるなら、外資系ホテル内のレストラン
せっかくの海外旅行ですから、一度ぐらいはドレスアップして外食を楽しみたいですよね。多少奮発するなら、失敗は絶対にしたくない！
そんなときには「シャングリラ（Shangri-La）」「シェラトン（Sheraton）」「スイスホテル（Swissôtel ）」「ノボテル（Novotel）」「フォーシーズンズ（Four Seasons）」といった外資系ホテル内のレストランを選んでみましょう。アメージング級でなくとも、満足度80％以上は期待できます。個人的には、どこの国でも味が安定しているシャングリラが気に入っています。
海外旅行先でレストラン選びに迷ったときには、地元の人たちの動向に注目しつつ、自らのインスピレーションを大切にしてくださいね。
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PROFILE
sweetsholic ライター
海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体：Pouch、ANGIEなど
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https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/
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