ラテン料理と言われて何を思い浮かべますか。タコスやトルティーヤのメキシコ料理? それともジューシーなシュラスコ? 東京・銀座で、国境を超えた、本格的かつ独創的なラテン料理が提供するレストランがあるのをご存知ですか。
欧米で流行中の本格的なラテン料理が食べられる!
欧米、とくに美食の街・ニューヨークでは、ここ最近、ラテン料理が流行中。ペルーやブラジル、メキシコといった中南米料理をテーマにしたレストランが増えています。ちなみに、あまり知られていませんが、メキシコ料理は2010年にユネスコ無形文化遺産に登録されているんですよ。
とはいえ、日本ではまだまだラテン料理=メキシコ料理のイメージが強いですよね。今回、ご紹介する「TORO TOKYO」(トロトーキョー)は、東京・銀座で、国境を超えた、本格的かつ独創的なラテン料理が提供するレストラン。アメリカで「メキシコ料理の父」と呼ばれ、世界6か国約40店舗のメキシカンをはじめとするラテンレストランを展開するオーナーシェフ、リチャード・サンドバル氏が手がけるラテンレストランの日本1号店です。
タコスは「おばあちゃんの味」がベース!
「TORO TOKYO」で提供されるのは、メキシコ料理、ブラジル料理、ペルー料理などを中心とした伝統的なラテン料理に、ひとさじサンドバル氏ならではの個性を加えたメニュー。メキシコ料理でおなじみのタコスは、サンドバル氏の「おばあちゃんの味」がベースとなっているそう。
サンドバル氏のレシピをもとに、「TORO TOKYO」を取り仕切る日本人シェフがアレンジした料理もここでしか味わえない逸品です。たとえば、ペルー版魚のマリネ「セヴィーチェ」は季節によって内容が変わります。メキシコでは朝ごはんの定番と言われる「チラキレス」(揚げたトルティーヤをトマトソースで煮込んだもの)は2種類のソースで煮込んであり、チョリソーやサワークリームとの相性もぴったり。ビールがぐいぐいと進みます。
ラテン料理で中南米を旅する
「メキシコ以外にも美味しい中南米料理があることを知ってほしい」という思いから、2016年1月から12月までは、月替わりで中南米のひとつの国の料理をフィーチャーする「LATIN HIKE」(ラテン・ハイク)を実施中。3月のテーマは「コロンビア」です。
2016年2月からランチコースもリニューアルしました。オーダー後に焼き上げる出来立てのチュラスコを好きなだけいただけるランチコース「CHURRASCO LATIN COURSE」(2315円、税抜)がスタート! 今日は昼から思いきり肉を食べたい! というときのためにぜひ覚えておきたい一軒です。1階にはバーカウンターもあるので、ひとりでふらりと立ち寄ってさくっと食べて飲む、なんて使い方もできそうですよ。