全国4,700名に大調査!47都道府県で「人生で一度は観光してみたい都道府県」ランキングTOP10

Posted by: あやみ

掲載日: May 14th, 2025

日本には魅力あふれる観光地がたくさんありますが、「人生で一度は観光してみたい!」と思う場所は人それぞれ。今回は、全国4,700名へのアンケートをもとに、人生で一度は観光したい都道府県ランキングTOP10をご紹介します。47都道府県の中から、最も観光したい場所に選ばれたのは、どこでしょうか?

1位:北海道(29.5%)

四季彩の丘

圧倒的な支持を集めて堂々の1位に輝いたのは北海道! 雄大な自然が織りなす絶景が旅行者を魅了してやみません。夏は涼しく過ごしやすく、ラベンダー咲き誇る富良野や、美瑛のパッチワークの丘など絶景続き。冬は世界的に知られる札幌雪まつりやパウダースノーのスキーリゾートが楽しめます。

さらに、函館の夜景、小樽の運河、旭山動物園、知床の大自然、釧路湿原、登別温泉など、エリアごとに表情が異なるのも大きな魅力です。新鮮な海の幸や乳製品、ジンギスカン、スープカレーといった絶品グルメが多数存在するのも、北海道が選ばれた理由のひとつでしょう。

2位:沖縄県(21.0%)

古宇利大橋

青く透明度の高い海と独自の文化に彩られた沖縄が第2位にランクイン。沖縄本島だけでなく、石垣島や宮古島、西表島などの離島も、非日常を味わいたい人たちの心をつかんでいるといえます。

美ら海水族館や国際通り、首里城跡といった定番スポットはもちろん、サンゴ礁に囲まれたビーチでのマリンアクティビティのほか、琉球王国時代の歴史・文化が残る伝統行事も充実。泡盛や沖縄そば、タコライスといった他県にはない独自の食文化があるのもポイントです。

3位:福岡県(6.5%)

中洲の屋台

食、歴史、都市の便利さの3拍子がそろった福岡が3位に! とんこつラーメンや、明太子、もつ鍋、水炊きなど、福岡にはおいしい食べ物が盛りだくさんです。それを目当てに旅行する人もいるほど、福岡の食文化は豊か。また、学問の神様で知られる菅原道真を祀った太宰府天満宮や福岡城跡、能古島など、歴史と自然を感じられるスポットも点在しています。飛行機や新幹線でのアクセスも抜群です。都市観光とリゾート的要素を併せ持つことが、根強い人気の理由でしょう。

4位:鹿児島県(6.2%)

4位は桜島を象徴とする雄大な自然に恵まれた鹿児島県。市内から望む桜島の力強い景観は、訪れる人の心を捉えて離しません。指宿温泉では、名物の「砂むし温泉」を体験することもでき、心身ともにリフレッシュできます。また、鹿児島は幕末の志士・西郷隆盛をはじめとした偉人ゆかりの地としても知られ、西南戦争や薩摩藩に関する歴史スポットも点在。加えて、世界遺産に登録された屋久島や、独特の文化が残る奄美大島といった離島もそれぞれ異なる魅力があります。

5位:青森県(6.2%)

十二湖・青池

本州最北端の青森県が第5位に。青森といえば、世界遺産の白神山地に代表される手つかずの自然や、国内屈指の透明度を誇る十和田湖・奥入瀬渓流の絶景が広がる自然美の宝庫です。さらに春の弘前城の桜、夏のねぶた祭り、秋の紅葉、冬の樹氷と、四季折々の見どころがいっぱい。また、縄文時代の面影を残す三内丸山遺跡や津軽三味線の音色といった地域に根差した文化と歴史も見逃せません。八戸の海鮮市場の新鮮な魚介類やB級グルメの「せんべい汁」もぜひ味わいたいですね。

6位:長崎県(4.9%)

グラバー園

第6位は異国情緒と平和への祈りが交錯する長崎県。特に長崎市は街歩きが楽しい場所です。グラバー園や大浦天主堂、出島跡といった異国建築群や石畳の坂道など、幕末の開港後の雰囲気に思いを馳せることができます。世界遺産の軍艦島(端島)に上陸するクルーズも人気。朽ちゆく廃墟と荒波のコントラストはフォトジェニックで一見の価値ありです。また、雲仙地獄の地熱を感じる足湯や、小浜温泉の湯めぐりで癒されるのも一興。長崎ちゃんぽんやトルコライス、カステラといった名物もぜひご堪能ください。

7位:石川県(4.5%)

ひがし茶屋街

伝統と芸術、豊かな自然が調和する北陸の人気観光地・石川県が7位にランクイン。金沢市内には、兼六園、金沢城、ひがし茶屋街といった江戸時代から続く街並みが今も美しく残っており、町歩きするだけで歴史情緒に浸ることができます。さらに、現代アートの殿堂「金沢21世紀美術館」のほか、加賀友禅、輪島塗などの伝統工芸も豊富。そのため、文化的な旅を楽しみたい人におすすめの県といえるでしょう。

8位:宮城県(4.1%)

松島

8位は“杜の都”仙台を中心に、自然と歴史、グルメがそろう宮城県。日本三景として知られる松島の多島美をはじめ、秋保温泉、作並温泉といった湯どころが点在しているほか、仙台市には伊達政宗公ゆかりの仙台城跡や瑞鳳殿も。東北の歴史に触れたいのなら、一度は訪れたい県といえます。三陸沿岸の海鮮グルメ、牛たん、ずんだスイーツといったおいしいグルメも盛りだくさん。「東北を旅するならまず宮城から」という人も少なくありません。

9位:秋田県(4.0%)

田沢湖

手つかずの自然と、奥深い文化に出会える秋田県が9位に。白神山地や田沢湖、八幡平などの絶景スポットに加え、なまはげや竿燈まつりといった民俗行事も魅力的な県です。春の角館では、武家屋敷通りの町並みと桜が調和する美しい風景が広がり、“東北の小京都”と呼ばれる所以を体感できます。きりたんぽ鍋や比内地鶏、稲庭うどんといった郷土料理も楽しみのひとつです。

10位:高知県/宮崎県(3.7%)

同率で10位にランクインしたのは、高知県と宮崎県。高知県では、清流として有名な四万十川や仁淀川の「仁淀ブルー」、足摺岬の断崖絶壁など、自然美に圧倒される旅を実現できます。坂本龍馬ゆかりの史跡や、高知城、日曜市といった地域色あふれるスポットも充実。ひろめ市場では、地元グルメを食べ歩きしながら地酒を楽しむのもおすすめです。

高千穂峡

宮崎県は、神話の舞台としても知られる高千穂峡や、天岩戸神社、青島神社といった神秘を感じるスポットが点在。日南海岸沿いの絶景ドライブや、フェニックス並木のリゾート感も人気です。チキン南蛮やマンゴーといった名物グルメも旅を彩ってくれますよ。

[参考]
ソニー生命「47都道府県別 生活意識調査2024」

[All photos by PIXTA]

PROFILE

あやみ

Ayami ライター

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

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