新潟最大のパワースポットと言われている弥彦神社をご存知でしょうか? 御祭神である天香山命(あめのかぐやまのみこと)は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお孫さん。また、越後国の文化・産業発展の神様として、古くから「おやひこさん」という愛称で親しまれている神社です。
神様しか通れない玉の橋
鳥居を入ってすぐ左には、神様しか通れないとされている橋があります。御手洗川(みたらしがわ)にかかる玉の橋。遠目からみても神秘的な雰囲気が漂っています。神様が通る橋とされていて、人は通ってはいけないんだとか。
火の玉の石
重い軽いの石とも呼ばれる2つの石です。この石を持ち上げたときに「軽い!」と感じたならば願いごとは叶い、逆に「重い!と感じるならば、その願いは叶わないと言われています。参拝した人々は必ずと言っていいほど一度は持ち上げます。ちなみに筆者も持ち上げましたが、どちらの石も重かったです(笑)。
8つの摂社末社
弥彦神社には8つの摂社末社があります。摂社とは天香山命のご子孫を祀った神社で、末社は弥彦神社にゆかりある神様を祀った神社なのだとか。中でも、仕事運を手に入れたい人は、出世の神様である草薙神社へごあいさつに行くとよいかもしれません。仕事の神様おやひこさんとダブルで仕事運アップをお願いしましょう!
佐渡島を一望できる弥彦山
弥彦神社の参拝がおわったら、天香山命を祀る霊峰・弥彦山も行ってみましょう。山全体が弥彦神社の神域となっています。弥彦神社本殿脇から、弥彦山ロープウェイ駅への送迎バスが出ています。
ロープウェイは乗車時間は5分ほど。弥彦神社の反対側は日本海が広がっていて、佐渡島が一望できます。
広がる白い雲と深い碧の日本海を見下ろすと、まるで天空にいるような錯覚に。弥彦神社とはまたちがう意味での良質な空気に、体がまるごと浄化されるような気分になります。
筆者がおとずれた時期(3月半ば)は、まだ山頂に雪がのこっていたのでたどりつきませんでしたが、弥彦神社の奥宮である御神廟もかなりパワフルな場所みたいです。天香山命と妃神である熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)を祀っていることから、縁結びのスポットとして有名なのだとか。5月と10月には、御神廟祭があるので、その時期に行くといいかもしれませんね。ただ、紅葉シーズンは混雑するらしいのでご注意を。
弥彦駅から弥彦神社までにはいくつかの神社があり、街全体がパワースポットのような雰囲気でした。他の神社も事前に調べてまわるとよさそう。また、割烹お食事 吉田屋さんの、海鮮たっぷりのわっぱ飯と、2014国際ご当地グルメグランプリIN弥彦で1位になったというイカメンチをいただきましたがとてもおいしかったです。弥彦に行かれた際はおススメです!
もう少ししたら暖かくなってきます。新潟は弥彦神社へ。パワーをいただきに一度おとずれてみてはいかがでしょうか。
[All photos by 京田未歩]
[弥彦神社公式サイト]
[弥彦浪漫パワースポット]
[新潟観光ナビ]