【両替・クレカ手数料を節約できる】デビットカード「Revolut(レボリュート)」とは?|旅ライターの裏技・愛用品教えます

Posted by: Chika

掲載日: Oct 10th, 2025

旅好きなライターたちが、実際に活用している旅の裏技や愛用品、便利グッズなどを紹介する当連載。第59回目の今回は、クレジットカードの海外利用手数料や海外ATMでの手数料を節約する方法について。海外旅行で現地通貨に両替するとき、クレジットカードで決済するときに気になるのが手数料。できるだけ手数料を抑えるなら、スマホで使えるデビットカード「Revolut(レボリュート)」が便利です。手数料を節約できるポイントや、Revolutに似たデビットカード「Wise(ワイズ)」との違いなど調べてみました。

Revolut(レボリュート)とは?

海外旅行のとき、キャッシュレスの国が増えたとはいえ、現地通貨もないと不安だなと思うことってありますよね。その場合、両替すると手数料もかかるしもったいないなあ……と感じていました。クレジットカードでの支払いは便利ですが、海外利用手数料(約3%)がかかるので、できるだけ節約して賢く旅行したいところです。

Revolutカード
そんな悩みを解決してくれるのが、イギリス・ロンドン発の「Revolut」。アプリひとつで複数通貨を管理できるサービスです。アプリ上で日本円をチャージしておけば、旅行先で自動的に現地通貨に換算され、ほぼリアルタイム為替レートで決済や引き出しができます。


また、RevolutカードはVisa対応のデビットカードとして使えるため、海外ATMから現地通貨の引き出しもOK。平日であれば、手数料が無料(スタンダードプランの場合、月25,000円まで)で引き出しができるのがうれしいポイントです。

週末の引き出しでも、手数料は1%と良心的。両替所での手数料や、クレジットカードの海外利用手数料(約3%)がかからないのが最大の魅力です。

ちなみに、無料で利用できるのがスタンダードプランで、有料プランの場合は平日・週末に関わらず手数料が無料になります。

海外ATMでRevolutを使うときのコツ

海外ATMでRevolutを使う際に、気を付けたいポイントがいくつかあります。

  • 【重要】「現地通貨建て」を選択する
  •  ATM画面で「現地通貨建てで支払うか? それとも日本円建てで支払うか?」と確認されたら、「現地通貨建て」を選ぶこと。
     → 自国通貨建てのことを「DCC(Dynamic Currency Conversion)」といいますが、割高なレートであることが多いため避けたほうがよい。

  • ATM手数料が安い銀行を選ぶ
  •  銀行によっては、1回数ドルの手数料を取られる場合があります。
     「NO FEE」や「Free Withdrawals」と表示されたATMを選ぶのがコツ。

  • 平日に引き出しを行う
  •  Revolutのスタンダードプランは、週末に手数料がかかるため、金曜までに両替・引き出ししておくと◎。

 

Revolutが海外旅行に便利な理由

クレジットカードのような審査も不要で、アプリをダウンロードして本人確認(マイナンバーカードか運転免許証)を行えば、最短10分でバーチャルカードが使えるように。

カード本体が必要ならアプリからワンタップで送付依頼ができ、数日で手元に届くため、急いでいるときにも間に合います。

スタンダードプランの場合、カード発行料は無料ですが、発送には普通郵便で500円、速達で2,000円が必要です。

Revolutが海外旅行に便利なポイント

  • 為替レートがリアルタイムで透明
  • 海外決済・引き出し手数料が格安
  • 紛失時もアプリで即ロック可能
  • 39通貨をアプリで同時管理できる

「Wise」との違いは?

ちなみに、似たサービスとして「Wise(ワイズ)」がありますが、違いが気になったのでまとめてみました。

revolutとWise比較表
こちらを参考に、どちらのカードを利用するか検討してみるのもよいでしょう。

Revolut(レボリュート)
https://www.revolut.com/ja-JP/

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PROFILE

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒やされる。

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒やされる。

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