
宿泊するからこそ出会える景色

今回の旅では、関門海峡の目の前に建つ「リゾナーレ下関」に宿泊しました。全客室が海峡ビューを誇るこちらのホテル。毎日500〜1,000隻もの船が行き交う様子を眺めることができます。


頻繁に通りすぎるカラフルなデザインのコンテナ船。

タイミングがよければ豪華客船が見られることも。筆者が夜、客室から外を眺めていると、なにやら煌びやかで大きな船が。なんと、日本のラグジュアリークルーズ船「飛鳥Ⅱ」が横切る姿に出会えました。これだけ近い距離で航海中の様子を見られる機会は、なかなかありません。翌日には「ダイヤモンドプリンセス」も通ったと、ホテルスタッフが話していました。

また、早朝には朝日に照らされた美しい海峡の風景も。時間とともに表情を変える魅力は、宿泊するからこそ感じられます。

>>【星野リゾート「リゾナーレ下関」大人が楽しむ6つのコツ】ご当地グルメも、クルーズも。海峡ステイを楽しみ尽くす
海峡を“体験”するクルージング

「リゾナーレ下関」では、海峡に泊まるからこそ楽しめるアクティビティが用意されています。今回参加したのは「はじめての関門海峡」。30分間のクルーズ体験です。

船に乗り込み、いよいよ出発。海峡や船舶にまつわる豆知識を、ホテルスタッフがわかりやすく紹介してくれます。

クイズを通して、信号の意味や周辺地域の歴史などを学ぶことができました。こうしたアクティビティがなければ、気に留めることのなかった視点に触れられます。

関門橋をくぐり抜ける場面も見どころのひとつ。橋を真下から見上げる体験は、なかなか得難いものです。

さらに、コンテナ船が通過するタイミングと重なり、間近でその迫力を実感。海峡ならではのダイナミックな景色に出会えました。
観光中の移動も、5分間の「クルーズ」で

関門海峡を挟んで向かい合う山口県と福岡県は、連絡船で気軽に往来できるのも特徴です。下関と門司を結ぶ航路があり、約5分間のクルーズ感覚で移動を楽しめます。

落ち着いて渡るなら1階の室内席、開放感を味わうなら2階の屋外席へ。日によっては揺れが強く、水しぶきがかかることもあり、思いがけずスリリングなひとときに。移動そのものが、ちょっとしたアトラクションのようで印象に残ります。
公式サイト:https://www.kanmon-kisen.co.jp/index.html
海峡ステイを盛り上げるアプリ「MarineTraffic」

海峡ステイをさらに楽しみたいなら、船の位置情報を確認できるアプリ「MarineTraffic」のダウンロードがおすすめ。目の前を通過する船の行き先や種類がわかり、海峡の風景がより興味深く感じられます。

無数に行き交う船舶も、一つひとつに個性があることに気づかされるはず。筆者も滞在中に使ってみましたが、ぼんやりと眺めていた景色に、輪郭が立ち上がるような感覚を覚えました。
「海峡ステイ」は、ただの「オーシャンビュー」じゃない

海峡ステイとは、ただ海を眺めるだけの滞在ではありません。一般的なオーシャンビューの目的が、広がる海を眺めて過ごすことだとすれば、海峡ステイの醍醐味は、絶え間なく行き交う船や、移ろう景色の中に身を置き、“体験”として味わえること。
海を眺めたくなったなら、次の旅の主役に「海峡」を選んでみませんか。
住所:山口県下関市あるかぽーと4番1号
アクセス:JR下関駅より車やバスで約5分、福岡空港より電車で約90分
宿泊料金:1泊21,000円~(2名1室利用時1名あたり、食事別)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareshimonoseki/
©︎Yukika Sonoda & TABIZINE編集部


