【女1人・車なしで宮古島】全長3,540mの伊良部大橋を自転車で往復できる?|沖縄県

Posted by: fumi

掲載日: Sep 15th, 2026

宮古島を女1人、しかも車なしで旅行するなら、伊良部島へはどう行く? 宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの「伊良部大橋」は、車だけでなく徒歩や自転車でも通行できます。そこでホテルの電動自転車を借りて、女1人で渡ってみることに。結論から言うと、渡ることはできました。ただし、普段から自転車に乗り慣れていないなら電動アシスト自転車を強く推奨! 実際に走ってわかった絶景と怖さ、挑戦する際の注意点、伊良部島の立ち寄りスポットまで紹介します。

宮古島 伊良部大橋 全景

女1人・車なし。それでも伊良部島へ行きたい

宮古島 伊良部大橋 空撮

宮古ブルーの海を楽しめる人気観光地、宮古島。島内には観光スポットが点在しているため、「レンタカーがないと観光しづらい」というイメージもあります。数多い観光スポットの中でも有名なのが、宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋です。

宮古島 伊良部大橋 岸から

全長は3,540m、無料で渡れる橋としては日本最長。正直、車がないと厳しい距離。車なしの女1人旅では、組み込みづらいスポットです。それでもどうしても、伊良部島の海が見たい……! 調べてみると、車だけでなく徒歩や自転車でも通行できるそう。

そこで今回は、宿泊していたホテルでレンタサイクルを借りて、自力で伊良部島を目指してみることにしました。実際に往復したうえで、まず最初に伝えたいのが、絶対に電動アシスト自転車を選んだ方がいいということ。橋だけで片道約3.5km、往復すれば7km以上。さらに伊良部島内も観光することになります。橋には高低差もあり、風の影響も受けるため、想像以上に体力を使います。「女1人でも渡れる?」の答えは「渡れる」ですが、正直かなりの覚悟が必要な旅です。
 

宮古ブルーの真ん中へ!運がよければウミガメも?

伊良部大橋アイキャッチ

いよいよ伊良部大橋へ。走り始めると、左右に広がるのは遮るもののない宮古ブルーの海。車なら数分で通り過ぎてしまう景色を、自転車ならゆっくり眺めながら進めます。

宮古ブルーの海

前日、居酒屋で仲よくなった地元の人から「橋の上からウミガメが見えることもある」と教えてもらいました。実際にウミガメを発見することはできませんでしたが、透明度の高い海をすぐそばに感じながら進む時間は、自転車ならでは。

宮古島 伊良部大橋 橋の途中

伊良部大橋は橋上で車を停めたり、車から降りたりするは法律上禁止されています。その点、自転車なら車よりもゆっくりと景色を楽しめます。ただし、伊良部大橋には自転車・歩行者専用の歩道は整備されていないため、自転車は車道脇の路側帯を通行する必要があります。周囲の通行を妨げないよう安全に走りましょう。

結果、伊良部島へ向かうための移動だったはずが、橋を渡ること自体が一つのアクティビティになりました。

絶景だけど怖い!走ってわかった「風」の脅威

宮古島 伊良部大橋 起伏1

ただ、「絶景を眺めながら気持ちよくサイクリング」だけではありません。実際に走ってみて想像以上に怖かったのが、風。周囲を海に囲まれ、遮るものがほとんどない橋の上では風をダイレクトに受けます。強風に煽られれば橋から落ちたり、車道に倒れ込んだりする可能性も。

さらに緊張したのが、トラックなどの大型車が横を通過するとき。大きな車体がすぐそばを通る怖さはもちろん、風圧も感じます。1人なので、何かあっても助けてくれる同行者はいません。大型車が近づいてきたときは無理に走り続けず、周囲の安全を確認しながら端に寄り、通過するのを待ちました。

伊良部大橋は、起伏が激しく、海面からの高さもある橋です。宮古ブルーを上から見渡せる絶景ではあるものの、ふと下を見ると「ここから落ちたら……」と怖くなる瞬間も。景色だけに気を取られず、風や車の状況を確認しながら進むことが何より大切です。

宮古島 伊良部大橋 急勾配

また、橋の中央付近は急勾配になっています。アシストを1段階強くしたり、強風の時は自転車を押して登ったりしながら、少しずつ前に進みました。

疲れたところに絶景海カフェ!「Blue Turtle」へ

3,540mを走り切り、ようやく伊良部島へ。「これで一安心」と思いたくなりますが、自転車旅はまだ続きます。伊良部島には道幅が狭く感じる場所もあり、木々や草が道路近くまで生い茂っている場所もあります。障害物を避けながらも道路にはみ出さず、後ろから来る車にも注意しながら進みました。

そして忘れてはいけないのが帰り道。行きに渡った3,540mの橋を、帰りも自力で渡らなければなりません。女1人で自転車旅をするなら、「行けるところまで行こう」ではなく、帰りの体力まで残しておくことが重要。島内であれもこれもと観光スポットを詰め込むより、休憩を挟みながら余裕のあるルートにしておく方が安心です。

カフェ『Blue Tartle』のドリンク

伊良部島で立ち寄ったのが、「Blue Turtle(ブルータートル)」。伊良部島を代表するビーチ「渡口の浜」の目の前にある、カフェレストラン&バーです。リゾート感のあるおしゃれな雰囲気で、テラス席では海を眺めながら食事やドリンクを楽しめます。

宮古島 伊良部島 渡口の浜

そして、カフェのすぐそばにあるのが「渡口の浜」。真っ白な砂浜と宮古ブルーを楽しめる、伊良部島を代表するビーチの一つ。テラス席なら、注文を待っている間や食事後にビーチに繰り出すことも可能。天国のような景色に癒やされること、間違いありません。

メニューはドリンクから食事まで豊富で、迷ってしまいます。生搾りのフレッシュジュースをはじめ、宮古牛を使ったハンバーグなど、宮古島らしいメニューも。価格帯は正直やや高めですが、おしゃれな空間で絶景のビーチを眺めながら、食事もドリンクも楽しめるのは、自転車旅ではありがたいポイントです。

Blue Turtle(ブルータートル)
住所:沖縄県宮古島市伊良部伊良部1352-16
電話番号:0980-74-5333
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:00)
公式サイト:https://blueturtle.jp/

帰りの3,540mに備えて「いらぶ大橋 海の駅」へ

宮古島 伊良部大橋 伊良部島 いらぶ大橋 海の駅

ビーチを楽しんだ後、帰りの伊良部大橋を渡る前に立ち寄ったのが「いらぶ大橋 海の駅」。食事やお土産探しができるほか、トイレもあるので、自転車で橋を渡る前の休憩スポットとしても便利です。

そして、2階からは伊良部大橋の全景を眺めることができます。「あれを自転車で渡ってきたのか……」と、3,540mの長さ・起伏の激しさを改めて実感。

しかし、目の前に見えている橋は、この後もう一度自転車で渡らなければならない橋でもあります。食事やトイレを済ませ、お土産をチェックしながらしっかり休憩。帰りの体力を確保してから、再び伊良部大橋へ向かいました。

伊良部島のビーチ

いらぶ大橋 海の駅
住所:沖縄県宮古島市伊良部池間添1092-1
電話番号:0980-78-3778
営業時間:9:00〜18:00
公式サイト:https://irabu-sta.jp/

往復7km超!渡れるけれど、誰にでもおすすめはできない

宮古島 伊良部大橋 夕焼け

帰りもなんとか橋を渡り切り、ホテルに帰着。伊良部大橋だけでも往復7km以上。さらに伊良部島内・宮古島内も自転車で走るため、普段長距離を走らない人ならかなり脚を使います。宮古島に戻ってからは、翌日の観光や帰宅に備えてゆっくり休憩がおすすめ。

今回は脚を冷やすものを何も用意していなかったため、コンビニで氷を購入し、袋やタオル越しに当てて休みました。横になる際には、クッションなどを使って脚を少し高くして過ごしました。「橋を渡り切れる体力」だけでなく、その日の帰路や翌日の筋肉痛まで考えておきたいところです。

伊良部大橋

結論、女1人・車なしでも、自転車で伊良部大橋を渡って伊良部島を楽しむことができました。ただし、全長3,540mの橋を往復し、さらに島内を巡るとなると、それなりの体力が必要。普段からサイクリングをしているのでなければ、電動アシスト自転車を選ぶのがおすすめです。

また、風や大型車など、自転車だからこそ怖さを感じる場面も多々ありました。今回は無事に渡れましたが、地元では『自転車での通行はおすすめしない』という声もあります。風速情報を必ず確認し、無理だと感じたら現地ツアーやバスなど、別の手段に切り替える判断も大切です。

それでも、宮古ブルーをすぐそばに感じながら、自分の力で伊良部大橋を渡る達成感は格別。車がないから仕方なく選んだ自転車でしたが、結果的には「車なしだったからこそできた貴重な体験」になりました。またチャリで挑戦してみたい……かも?

©fumi
画像素材:PIXTA

PROFILE

fumi

fumi ライター・マーケター

マーケター兼ライターとして個人で活動中。新しいもの・面白いものがとにかく大好き。島旅と長野県をこよなく愛しています。

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