真っ青な海を見てリフレッシュしたいという方は多いはず。リゾートで街歩きも同時に楽しめたら最高だと思いませんか? そんな願いを叶えてくれる街、トルコのアンタルヤの魅力をご紹介します。
地中海リゾート「アンタルヤ」
トルコ南部、地中海沿岸にあるアンタルヤは南部屈指の観光地。この地域はなんと年間300日も太陽の恵みを受けるのだとか。
日本での知名度は高くありませんが、美しい海と旧市街が共存する温暖なリゾート地として、ヨーロッパを中心に高い人気を誇っています。
観光の中心となるのは「カレイチ(城内)」と呼ばれる旧市街。まずはカレイチで必ずおさえておきたい3つの見どころをご紹介しましょう。この3つのポイントを把握しておくと、街歩きの際の目印にもなります。
カレイチのランドマーク
高さ38mの尖塔で、ルーム・セルジューク朝のスルタン、カイクバード1世によって建てられたもの。どことなく親しみがわく独特の形状で、カレイチのランドマーク的存在です。
旧市街の入口にある、美しい彫刻が施された3つのアーチをもつ門。ローマ遺跡の一部かのようですが、それもそのはず。130年にローマのハドリアヌス帝がこの地を統治した記念として建てられました。塔の上からは旧市街の家並みを見渡すことができます。
地中海とその向こうにそびえる山々を眺める絶好のスポットで、「碧い地中海」を実感できます。
カレイチの入口は時計塔が目印。
時計塔がある広場からは、イヴリ・ミナーレをはじめとした、カレイチの歴史ある建造物の数々が見渡せます。
海と旧市街を見渡す絶景
時計塔がある広場の奥には港へ降りるエレベーターがあり、そのエレベーターの隣にもビューポイントが。旧市街を囲む城壁と古い建物、そして真っ青な海を同時に望む風景には息を呑むほど。世界中を探しても、こんな景色が見られる場所はそうはないはずです。この景色を望む近くのカフェに入って、ザクロやオレンジのフレッシュジュースで一息ついてみては。
迷路のような旧市街をおさんぽ
エレベーターを使わずに細い下り坂をおりていくとそこは迷路のような旧市街。曲がりくねった石畳の小道に古いモスクやマーケット、ペンションなどが立ち並びます。
古い木造家屋を利用したおしゃれなホテルやレストランもたくさんあり、歩いているだけでわくわしてしまいます。
真っ青な空の下、南国の花々が咲き乱れるこの街にいると、心まで晴れ渡るようです。
街角には犬や猫。こんな出会いもおさんぽの楽しみです。ゆったりとした気持ちで心惹かれたほうに歩いてみる、そんなふうに気ままに過ごしたい場所。
アンタルヤの海を楽しむ
アンタルヤの港はぎっしりとボートが並びとてもにぎやか。夕方一時間程度のサンセットクルーズから、本格的な一日クルーズまで数多くの船が出航しています。
たとえ短時間でもいいので、滞在中一度はクルーズに参加してみましょう。また違った角度からアンタルヤの新たな魅力が発見できます。
海水浴を楽しむなら市内バスでコンヤアルトゥ・ビーチやララ・ビーチへ。
弓を描く海岸線に、青く透き通る海と白い砂浜が美しい開放感あふれるビーチです。
イスタンブールやカッパドキアだけじゃない、知られざる魅力が満載のトルコ。行けばきっとその魅力に驚かされるはずです。
※2016年5月現在、トルコは地域により外務省より渡航注意が出ております。渡航検討の際は、必ずご確認ください。
[トルコ観光局]
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