まるで宝石の輝き!丼の限界までイクラが盛られた「つっこ飯」とは?

Posted by: Nao

掲載日: Jun 9th, 2016

北海道を訪れたらやっぱり食べたい海鮮丼。多くの飲食店がひしめく札幌・すすきのには、衝撃的すぎる見た目のイクラ丼が食べられる居酒屋があります。

まるで宝石の輝き!丼の限界までイクラが盛られた「つっこ飯」とは?
(C) Nao

すすきの駅から徒歩2分ほどにある「はちきょう」。本店は満席だったので隣にある「別亭おふくろ」にやってきました。

まるで宝石の輝き!丼の限界までイクラが盛られた「つっこ飯」とは?
(C) Nao

はちきょうは道東・羅臼出身の元漁師が営む海鮮料理のお店。店主自らが選び抜いた新鮮魚介を使ったメニューを堪能でき、連日満席が続くほどすすきのでは超人気店の一つのようです。店内は漁師町の活気ある雰囲気が漂います。

はちきょう名物「つっこ飯」とは?

「つっこ飯」とはご飯の上に、お客さんがストップと言うまでイクラの醤油漬けをかけ続けてくれるイクラ丼のこと。1店舗あたりのイクラの消費量が世界一で、なんとギネス申請もしているのだそう!

つっこ飯を注文すると、お店側から2つの“お願い事”が

つっこ飯を注文すると、店員さんから2つのお願い事の説明があります。それは・・・

・過酷な労働条件で作業される生産者(漁師・農家さん)のことを考え、食材を大切にすること(イクラ、ご飯ともに1粒残さず食べる)。万が一残した場合は、自然保護や生産者に貢献するための基金に寄付をする。
・年々鮭の捕れる量が減っているため、海や川、湖などに行った際には、ごみの持ち帰り・ごみ拾いに協力する。

もちろん筆者もこのルールに文句なく合意しました。

かけ声とともに盛られる、輝くイクラ

まるで宝石の輝き!丼の限界までイクラが盛られた「つっこ飯」とは?
(C) Ishikawa Jun

まず最初にご飯の入った丼が登場。そして元気いっぱいの店員さんが“おいさー! おいさー! ”という威勢もいい掛け声とともに、イクラを盛り続けてくれるんです。お店の店員さん全員が掛け声をあげてくれるので迫力満点! 圧巻のパフォーマンスも楽しめるつっこ飯。

まるで宝石の輝き!丼の限界までイクラが盛られた「つっこ飯」とは?
(C) Nao

まるで宝石のようにキラキラと輝くイクラがあふれます。スプーンで少しすくったくらいではご飯が見えないほどイクラがたっぷり! 弾けんばかりのプチプチ感が絶妙なおいしさです。もちろん完食しました!

元漁師の店主が厳選した、最高の食材

まるで宝石の輝き!丼の限界までイクラが盛られた「つっこ飯」とは?
(C) Nao

豪快すぎるつっこ飯も名物ですが、羅臼産を中心に新鮮な魚介類を味わえるのもはちきょうの魅力。 炭火で焼き上げられた「羅臼産真ほっけ開き」は脂がたっぷりのって絶品!

まるで宝石の輝き!丼の限界までイクラが盛られた「つっこ飯」とは?
(C) Nao

「羅臼産バフンウニ」。濃厚な旨味と甘味、豊かな磯の香りが口の中でとろけます。「今まで食べてきたウニは何だったの?」と思ってしまうほどのおいしさでした。

ぷりぷりの食感がたまらない「根室産北海しまえび」は素材の良さを生かした絶妙な塩加減!

とれたての味を逃さぬように浜ゆでした「北海道雄武産毛ガニ」も。繊細な甘い身と濃厚でクリーミーなカニ味噌が最高のおいしさ!

豊かな緑にあふれ、爽やかな風が吹き抜ける、過ごしやすい初夏の北海道。 札幌を旅することがあれば、心ゆくまでイクラを堪能できるつっこ飯や新鮮な海の幸を味わってみませんか?

[海味 はちきょう]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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