武田神社
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武田神社(甲府市)
人生そのものに勝つ!
「甲斐の虎」と呼ばれた名将・武田信玄公は山梨県民の誇り。信玄公を御祭神とする、1919(大正8)年に創建された「武田神社」は、「強力な勝運」のパワースポット。勝運のご利益は、勝負事のみならず、「人生そのものに勝つ」や「自分自身に勝つ」も含まれます。「人は石垣、人は城、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」と人の力を信じ、保身のための城を築かず、人生を果敢に攻め、53歳の生涯を終えました。信玄公にあやかり、強い自分になりたいものですね。
★開運ポイント<金運上昇・万病退散>
境内には、黄金色になり落葉することから「金運」のご利益が得られるといわれる「三葉の松」(亡くなった信玄公を慕った高野山の種が、飛んで来て育ったと伝えられる)、延命長寿・万病退散のご利益がある「姫の井戸」があります。
金櫻神社(甲府市)
金運を授ける桜の木
約2000年前、各地に疫病が蔓延した折、悪疫退散を祈願するため、金峰山山頂に御祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったことが「金櫻神社(かなざくらじんじゃ)」の始まり。現在の新型コロナウィルス収束を願うように、悪疫退散を祈ったのでしょう。ご神木の「鬱金(うこん)の櫻」は、黄色の花を咲かせる珍しい桜で、「金の成る木の金櫻」として崇められ続けてきました。
また昇仙峡は水晶で有名ですが、金櫻神社は水晶発祥の神社で、ご神宝は水晶「火の玉」「水の玉」。水晶の念珠を愛用していた武田信玄は、戦の前には金櫻神社に戦勝祈願をしに来ていたといわれます。水晶はパワーストーンで、悪いものを清める浄化作用と、エネルギーを高める効果があるといわれますので、戦前に気持ちを集中させ、運気を高めていたのかもしれませんね。
★開運ポイント<金運上昇>
桜の季節に鬱金の櫻を拝み、水晶のお守りをうけると、一生涯金運と厄難解除のご神徳に恵まれるといわれています。鬱金の櫻が咲くのは、例年5月の連休の頃。
新屋山神社 奥宮(富士吉田市)
日本三大金運神社のひとつ
日本三大金運神社のひとつといわれる「新屋山神社(あらややまじんじゃ)」の奥宮。富士山二合目(標高1,700メートル)、通称「へだの辻」に鎮座しています。奥宮の参拝は10:00~15:00、例年11月下旬頃から4月末まで林道閉鎖のため通行できず、参拝できるのは年間のうち、5月から11月の半年しかありませんのでご注意ください。
★開運ポイント<金運上昇>
お参りの順序は、まず本宮に参拝して、次に富士山の2合目にある奥宮へお参りするのが正しい参拝だそうです。本宮拝殿には神様にお伺いを立てる(質問する)「お伺い石」があり、3回持ち上げて感じた重さが変われば、速やかに事が運ぶといわれます(持ち上げた石の重さが2回目が一番軽ければ「良」、それ以外は「不」)。
写真提供:やまなし観光推進機構
今回は、山梨県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットでよい運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。
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