「Remake easy(リメークイージー)」の店舗はどこにあるの?
完全会員制パフェバー「Remake easy(リメークイージー)」は、2020年オープンの東京・渋谷、2022年11月グランドオープン予定の名古屋・伏見の2店舗。いずれも住所は非公開です。
いくらで体験できるの?
禁酒法時代の隠れ家バーを彷彿とさせる店内
パフェ&ペアリングドリンク+ウェルカムドリンクが約7,000円(税込通常価格/1名)です。別途会員権の購入が必要となります。
どうしたら会員になれるの?
ブラック会員(CAMPFIREクラウドファンディング限定会員)は現在募集終了。月会費3,000円(税込)でRemake easyが利用できるシルバー会員は、今後公式Twitterにて不定期募集されます。
月会費3,000円(税込)でRemake easyがご利用いただける会員
【特典】
(1)「Remake easy 名古屋店」通常利用
(2)貸切利用
※通常利用の場合、会員1名様につき4名様までご同行可能(会員様含む)
※月額会員費にご飲食代は含まれません。
※シルバー会員はご購入いただいた店舗のみのご利用になります。
どんなメニューがあるの?
パフェにはおすすめのペアリングドリンクも提案されています
「Remake easy 名古屋」では、渋谷店でも看板メニューになっている「イチゴの花畑パフェ」、名古屋限定の「プリンアラモードパフェ」のほか、季節限定のパフェがあります。10月は、「富有柿とフロマージュブランのシブーストパフェ〜金木犀の香りを乗せて
〜」。11月は、昨年渋谷店で大人気だった「いちじくとカシスのモンブランパフェ」のリバイバルを予定。
パフェグラス選びから緻密な計算は始まっている
パフェ監修はパティシエのコンクールで国内トップクラスの実績を持つ林巨樹(はやし おおき)さん
メニューによってパフェグラスが異なるのが気になって、その理由を聞いてみると、そこには緻密な食のデザインが隠されていました。
こちらの3つのパフェグラス、実は左からカクテルグラス、日本酒グラス、ゴブレット(サンデーグラス)なのだそう。そう、どれもパフェ専用グラスではないんです。
うすいグラスは、光が美しく映え、高級感を演出してくれます。ゴブレットは、Remake easyの2×5cmのパフェスプーンですくうと、ちょうどきれいに一口がスプーンにのるように計算されているのだとか。
人気の秘密を探るべく自らパフェ体験に挑みます
「パフェを食べる」のに挑むとは大袈裟な……と思うかもしれません。しかし筆者としては、これだけプレミアムな価格のパフェが人気すぎるというそのワケを、どうしても体験して知りたかったのです。
カウンターに腰掛け、目の前でパフェが作られていく様子を鑑賞するのも、Remake easyの醍醐味。今回は、「イチゴの花畑パフェ」、名古屋限定の「プリンアラモードパフェ」をいただきます!
イチゴを食べ終えてからがさらにスペクタクルだった「イチゴの花畑パフェ」
「イチゴの花畑パフェ」は、カクテルグラスに盛り付けられます。まずはフランボワーズのジュレに、クランブル。そこにパンドジェンヌというアーモンド生地をのせ、上部と下部をセパレート。
たっぷりのイチゴと、アマレットムースを敷き詰めて……
バニラアイスの周りを、ぐるりとホワイトチョコムースで囲んでいきます。
さらにイチゴを飾り、エディブルフラワーと銀箔でおめかししたら……
完成です! まさに貴婦人のような華やかさ。舞踏会が始まりそうです。
食べるのがもったいない〜という声が聞こえてきそうですが、躊躇なくいきます。そっとスプーンを入れると、アマレットムースとホワイトチョコムースを纏った真っ赤なイチゴが、理想の一口目を演出。
まず、ホイップクリームではなく、ホワイトチョコムースなのが秀逸! アマレットムースの甘みや風味に負けずしっかり融合し、イチゴの甘酸っぱさを包み込んでくれるんです。
ペアリングは、アマレットジンジャーのカクテル。パフェの甘い誘惑を楽しみながらの、後味すっきりの辛口ジンジャーエールがうれしい。
そしてこのパフェ、イチゴをメインとした上段を食べ終えてからがさらにスゴいんです。
バニラアイスやアマレットムースがしみこんだパンドジェンヌとクランブル、フランボワーズジュレが混ざり合い、ちょっと何が起こっているのかわからないくらいにおいしい。
クランブルがここまでジュレやムースと一体化する秘密は、バターとホワイトチョコでコーティングされているから。最後までザクザクで、でもアイスやムースとしっかり絡み合うんです。
最後の一口が心から名残惜しいと思えるパフェでした。
このプリンをお持ち帰りしたい!名古屋限定「プリンアラモードパフェ」
名古屋限定で登場する新メニュー「プリンアラモードパフェ」は、日本酒グラスにバナナとカスタード、オーガニックのカカオニブを使用したタルタルを底にたっぷりと。
さくさくのクランブルの上に、ビターなキャラメルソースを注ぎ……
クレームダマンドというタルトの中のしっとり生地の周りにアマレットムースをぐるり。
さらにホワイトチョコレートムース、イチゴのマリネで飾り……
名古屋コーチンの卵を使用した口溶け滑らかな濃厚硬めプリンをON! この時点でもうおいしさ決定済みの予感しかありません。
さらにバニラアイスとサクランボ、金箔を纏わせて完成です。
仕上げにはスペシャルティコーヒーを使用し、丁寧にバリスタが抽出したエスプレッソシロップをかけていただきます。ペアリングは、大人のコーヒーカクテル「アイリッシュ・コーヒー」。
こちらのパフェの主役はやはりこの硬め濃厚プリン。とにかく何も言わず、プリンを一口食べてみてください。その後は、身悶えして何も言えなくなるか、おいしさに驚く声をあげるかの二択です。
筆者はこのプリンを、お土産に買って帰りたいと切に訴えました。
※お土産用のプリンはありません。今後検討されるそうです。
エスプレッソシロップは、アイスはもちろん、プリンにも下層のムースやタルタルにもマッチ。1つ1つの素材が美味であることはもちろん、組み合わせや食べ進める中での融合なども含めて、絶妙なバランスで設計されているなあ、と感じました。
密かなブームの秘密は「優越感」と「背徳感」
会員制・住所非公開という優越感、背徳感を醸し出す罪深いおいしさ、ここは貪欲な大人のための店。
最初は「パフェを食べる」という行為をイベント化しているのが人気なのかな、と想像していたんですが、それだけではない劇場型のバーでした。
食べる順序、口どけと食感、風味と香りの組み合わせ、温度変化、ドリンクペアリング……すべてがプロデュースされていて、いつしか「パフェを食べる」という踊りを踊っているような気分に。
おいしいものに貪欲な女性同士はもちろん、“女性を誘いやすいバー”であり、大切な接待やお忍びでパフェを食べたい著名人の利用などもありそうな、大人の隠れ家でした。
●住所:非公開※伏見駅徒歩3分
●営業時間:
平日:17:00~24:00(L.O.23:00)
休日:13:00~24:00(L.O.23:00)
※営業時間は変更になる場合がございます。
●定休日:不定休
8-10人用の個室(ほか4人用の個室が2つあります)
※個室利用の場合は、完成したパフェが個室に運ばれる形になります。
●決済方法:クレジットカードのみ(現金不可)
●入会方法:公式Twitterにて不定期募集
●HP:https://remakeeasy.com/
●公式Twitter:https://twitter.com/Remakeeasy_
●公式Instagram:https://www.instagram.com/remakeeasy/
[All Photos by Ryo Hirao & TABIZINE編集部]