TABIZINE編集部の山口です。
大分の由布院温泉に、「湯布院フローラルヴィレッジ」という無料映えスポットがあるのはご存知でしょうか。賛否両論あるからこそ、一度は行ってみたいと思っていた話題のフォトスポットを訪れてみました。
世界一美しい村といわれるイギリス・コッツウォルズ地方の村を再現
「湯布院 フローラルヴィレッジ」は、女性専用の素泊まりホテル「YUFUIN FLORAL VILLAGE HOTEL」と同じ敷地内にある、無料のテーマパーク。2012年にオープンしました。テーマパークといっても、遊園地のような広さではなく、複数のショップが集まった複合施設という感じの規模感です。
入り口ではカモさんがお出迎えしてくれます。
イギリス・コッツウォルズ地方の自然溢れるのどかな雰囲気を再現したという街並み。イングリッシュガーデン風の敷地に、こじんまりとしたお店が軒を連ねている様子は、可愛らしくて女性に人気なのも頷けます。
ジブリなどキャラクターショップがいっぱい
パーク内にはどんなショップがあるのでしょう? ちょっとのぞいてみましょう。こちらはジブリ映画「となりのトトロ」のグッズコーナー。
こちらも同じくジブリ映画「魔女の宅急便」のグッズコーナー。「KIKI’S BAKERY」の看板に、主人公キキが働くパン屋さんを思い出しました。
英国湖水地方が故郷の絵本「ピーターラビット」の専門店も。
「Moomin’s Shop」では、主人公のムーミンだけでなく女性に大人気のミイやニョロニョロ達のグッズも多数並びます。ショップ前のヴィンテージ英国車MINIがフォトアクセントになりますね。
他にも、「はらぺこあおむし」グッズコーナーや「ポケモン」ショップ、「ひつじのショーン」グッズコーナーなどさまざまなキャラクターグッズのお店や、天然石・パワーストーンのアクセサリーショップ、ふくろうショップ、薔薇グッズ専門店、キャンプ専門店、モデルカーやアンティークウォッチを扱うショップなどがあり、カオスなムードも漂います。
この何でもあり感が、賛否両論の所以なのかなと感じました。
ふくろうカフェや猫カフェも
ふくろうカフェ「ふれあい動物園 ふくろうの森」は大人700円。フクロウの手乗せ体験もできるそうです! 時間がなくて断念したけれど、ふくろうの森行きたかった!
湯布院のフクロウの森
0977-85-5132
9:30AM ~ 5:30PM
9:30AM ~ 5:00PM(12月~2月)
※営業時間は変動あり
大人:700円(13歳以上)
小人:500円(4歳~12歳、要保護者同伴)
3歳以下無料(要保護者同伴)
https://owls-cats-forest.com/free/owls-yufuin
「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫が住む森をイメージした猫カフェ「Gallery Alice’s Tearoom チェシャ猫の森」では、人懐っこいベンガルキャット達が待っています。
Gallery Alice’s Tearoom チェシャ猫の森
0977-76-5538
9:30AM ~ 5:30PM
9:30AM ~ 5:00PM(12月~2月)
※営業時間は変動あり
(※最終入場、閉店時間30分前まで)
大人:800円(13歳以上)
小人:600円(6歳~12歳・要保護者同伴)
0歳~5歳のお子様のご入場は出来ません(保護者同伴でも不可)
https://owls-cats-forest.com/free/cats-cheshire
足湯は残念ながらお休み。
そしてこちらは、2017年にオープンしたテーマエリア「アルプスの少女ハイジの泉」。「アルプスの少女ハイジ」の公式ショップだそうです。ヤギもいます!
筆者が訪れたときは平日でしたが、若者や観光客を中心に多くの人が写真を撮りに来ていました。たしかにカオスな雰囲気はありますが、この場所に無料で楽しめる「湯布院フローラルヴィレッジ」があることで、JR由布院駅からここまで15分歩いてくる人々が多いことも確かです。
ここまでの通りは「湯の坪街道」といって、お土産ショップが数十軒並んでいます。「湯布院フローラルヴィレッジ」がここになかったら、もう少し手前で折り返して駅に戻る人も多いんじゃないかと思いました。
その証拠に、この先には終点となる観光スポット金鱗湖があるのですが、そこにはあまり観光客がいなかったんです。
人の流れをつくっているという意味で、「湯布院フローラルヴィレッジ」の果たしている役割は大きいのかなと思いました。