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【実は日本が世界一】青森の90代男性4人が持つ2つの「リレー世界記録」

Posted by: 坂本正敬
掲載日: Dec 7th, 2022.

日本にいながら、意外と知らない日本の「世界一」。いつも何気なく目にしているものから、知られざる自然の世界、そして努力や技術の賜物まで、日本には世界に誇れる「世界No.1」がたくさんあるんです。そんな「実は日本が世界一」、今回は、長寿大国日本らしい陸上競技の世界一を紹介します。

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走る人


 


世界一足の速い高齢者たち

陸上競技場のトラック
日本人の寿命は世界的に見ても長いといわれていますよね。現に、WHO(世界保健機関)などの調査でも、世界で一番長寿の国の1つに日本が挙げられています。

そんな長寿の国・日本らしい見事な世界記録といえますが、マスターズ陸上における男子90~94歳のリレー競技の世界記録は、日本人選手が持っているとご存じでしょうか。

2021年(令和3年)に、青森県在住の90歳代の男性4人が六ヶ所村で開催されたマスターズ陸上競技記録会に出場し、アメリカ人が持っていた世界記録を更新すると、2022年(令和4年)に開催された青森マスターズ陸上競技選手権大会で、新メンバーを加えたチームが1年前の自分たちの記録を塗り替え、あらためて世界記録を樹立したのですね。

具体的には、1,600mで9分23秒29、400mで1分33秒52の記録を打ち立てました。90代で健康に走れるだけでも驚きですが、その上、世界記録まで日本人が保有しているのですね。

国内・世界新を同時に実現

リレーのバトン
2年連続の記録更新はいずれも、日本マスターズ陸上の加盟団体である青森マスターズ陸上競技連盟主催の競技大会での出来事です。

そもそも、マスターズ陸上競技大会自体は1932年(昭和7年)にイギリスで始まり、欧米に広がって、カナダのトロントで1975年(昭和50年)に初めて世界大会が開催されたそう。

国内的には、1980年(昭和55年)に、日本マスターズ陸上競技連合が創立され、同年に全日本マスターズ陸上競技選手権大会が初開催されます。

関連するニュースとして、タレントの武井壮さんが、世界マスターズ陸上の400mリレーで2018年(平成30年)に世界一になった話を記憶している人も少なくないと思います。

なお、読売新聞の報道によれば、2021年(令和3年)の段階で、男子90~94歳のリレー競技に関する比較対象の国内記録は存在していなかったらしく、上述した青森の90代男性のチームが国内・世界新を同時に実現する形となりました。

その記録をさらに、自分たちで翌年に塗り替えたのですから、頭が下がります。

運動不足になりがちな寒い季節です。楽しく旅を続けるにも健康な体は不可欠。旅を愛するTABIZINE読者の皆さんだからこそ、負けじと運動に取り組みたいですね。

【参考】
青森の90代男性4人がリレーで「世界新」、ランナー「平均寿命は全国最下位だが…」 – 読売新聞
90代の5人、リレー1600mと400mでダブル世界新…マスターズ陸上 – 読売新聞
90代リレー 非公認大会で世界記録上回る – 陸奥新報
青森マスターズ陸上 90代の4人がリレーで暫定世界新を連発 – 毎日新聞
平均寿命の国際比較 – 厚生労働省
平均寿命世界ランキング・国別順位(2022年版) – MEMORVA

[All photos by Shutterstock.com]

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の媒体に日本語と英語で執筆を行う。北陸3県を舞台にしたウェブメディア『HOKUROKU』の創刊編集長も務める。 https://hokuroku.media/


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