古代エジプトがテーマのワフィ地区に巨大なオベリスク塔?
初ドバイ旅。早朝、国際空港に到着してタクシーに乗って辿りついたホテルは、オベリスク塔の形をした「ソフィテル・ドバイ・ザ・オベリスク」でした。外出から戻ってくる度に外から見えるこのオベリスク型タワーはよく目立ち、移動中の目印となりました。※オベリスクとは古代エジプト時代に神殿の前に立てられた記念石柱。
玄関を入って圧倒されたのが、フロントの正面に飾られたこの黄金のファルコン(ハヤブサ)!
ファルコンはアラブ首長国連邦(UAE)の国旗にも描かれる、国を象徴する鳥。
入口の装飾もエジプト風です。
実はこのホテル周辺の一角は、ワフィシティー(Wafi City)と呼ばれるエリア。カルナック神殿、ピラミッドなど古代エジプトをテーマにしたワフィモールや5つ星ホテルのラッフルズ、住宅の複合施設が建てられていますが、「ソフィテル・ドバイ・ザ・オベリスク」はこのエリア内にありました。
フランス生まれのラグジュアリーホテル
51階建てビル内の19階以上がホテルで、全498室。うち97部屋はレジデンス。写真のデラックスルームは部屋の広さは44~49㎡、アイボリー系のコンテポラリー&フレンチシックなデザインで、心から寛げる雰囲気と内装でした。
こちらは筆者が泊ったラグジュアリータイプのお部屋。仕事にも何かと便利なロングテーブルが用意され、レジャー、ビジネスどちらでも快適に過ごせます。
窓からの景色も最高! 遠くにダウンタウン・ドバイが見え、部屋によって朝日や夕陽が拝めます。
浴室は広々。バスタブでゆったりと旅の疲れが癒されます。
ランバンの高級アメニティ。エルメスの時もあるそうです。
クローゼット内セイフティーボックスの下にクリアー引き出しがいくつか付いていて、アクセサリーや小物を入れるのに役立ちました。
©ソフィテル・ドバイ・ザ・オベリスク
スイミングプールは、寛げるカバナ付き。
©ソフィテル・ドバイ・ザ・オベリスク
ロクシタンを備えたソフィテルスパには、トリートメントルーム7室、カップルトリートメントルーム、リラクゼーションエリア、ハマム(アラブ式サウナ)施設があります。
朝食、ディナー・・・グルメも充実
美食の街、ドバイらしく、レストランのレベルは大変高いものでした。朝食は朝からたくさんの種類のフルーツからスタート。
フレッシュジュースの種類も豊富です。
ランチ?というくらいの品数ですが、オープンキッチンでオーダーしてみました。すべてが美味しそうで、ついたっぷりといただいてしまいます。
ローカル料理も美味!
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ディナーは、コンテンポラリーフレンチの「ブラッスリー・ブルード」で。活気のあるオープンキッチンで、ノルマンディーバター、岩塩などに最上級の素材を使っているそうです。
こちらは和を意識したマグロのサラダ。
メインはドーバー海の平目をオーダーしました。
もっとも感動したのが美しすぎるアフタヌーンティー
1階のロビー正面から左へ進むと、カフェラウンジの「ビジュー・パティスリー」がありますが、ここのアフタヌーンティーの美しさと美味しさは、他では味わえない格別なものでした。ビジューとはフランス語で「宝石」の意味。地元女子やマダムにも大人気とのこと。
お茶は20種以上、レモネード、コーヒー6種、カクテル2種、ワイン3種から選べます(カクテルとワインはプラス別料金)。ここでは生姜、シナモン、カルダモン、ピンクペッパーコーン、クローブなどがブレンドされたハーブティーを注文。
まずはジュエリーボックスと呼ばれる箱と一緒に、その箱を開ける鍵が運ばれてきました。
スタッフが恭しく鍵を開けて箱を開くと、3段重ねの引き出しに、まるでジュエリーのように美しい手の込んだお菓子たちが並んでいるではないですか!
箱の中以外のグラタン風パイを含めると、1人分が14個も!
1段目には、シャンパンや白ワインに合いそうなサンドイッチやピザ風パイも。
2段目は生フルーツも乗ったプチケーキ。
3段目はマドレーヌやエクレア風のお菓子。
ケーキの数は多いので、遅めのランチを兼ねてゆっくりと楽しめます。(※アフタヌーンティーのメニューは時期によって変更します)
ドバイの旅を予定していらっしゃる方は、ぜひこのソフィテル・ドバイ・ザ・オベリスクに泊まってサプライズのアフタヌーンティーを味わってみませんか?
住所:Wafi, Sheikh Rashid Rd. Umm Hurair 2, Dubai, UAE
電話:+971-43249999
●ビジュー・パティスリー
営業時間8:00~23:00(アフタヌーンティー14:00~18:00)
URL https://www.sofitel-dubai-theobelisk.com/
ドバイ(アラブ首長国連邦)渡航情報
2022年12月現在、アラブ首長国連邦入国に際しては、必要書類はありません。
[All Photos by SACHIKO SUZUKI]
※取材協力:ドバイ経済観光庁(日本語)