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黄色い花の甘い香りに包まれる「ろうばいの郷」【群馬県】
©︎ ググっとぐんま写真館
群馬県安中市の「ろうばいの郷」は、3.2haの園内に、約1,200株、約1万2,000本のろうばいが植えられています。
ろうばい(蝋梅)は、17世紀に中国から渡来した黄色い花。名前の由来は、透明感のある蝋細工(ろうざいく)のような梅に似た花を咲かせるからという説と、陰暦の12月(臘月)に咲く梅に似た花であるからという説があるそうです。
園内には遊歩道が整備されており、高貴な甘い香りが広がります。売店では軽食や地野菜、ろうばいの苗等が販売されます。
※令和5年(2023年)のろうばいまつりは中止となりました
住所:群馬県安中市松井田町上増田3677
開園時間:9:00~16:00(入園は16:30まで)
入園料:大人400円、小学生以下無料
公式サイト:http://www.roubai.com/
水仙の日本3大群生地のひとつ「江月水仙ロード」【千葉県】
©(公社)千葉県観光物産協会
千葉県鋸南町は、水仙の日本3大群生地のひとつ。「江月水仙ロード」は、江月地区の町道の両側約3kmに水仙が咲き乱れる道です。片道30分~40分ほどかかりますが、御堂から山頂まで至ると気分も爽やかになるという人気のハイキングコースになっています。
こちらの水仙は香りが豊かで背丈が長いのが特徴で、12月中旬から1月末ごろが見頃。暖かい春の陽の光の下で風が弱い日には、可憐な花がほのかな香りを漂わせます。
2022年12月10日(土)~2023年2月5日(日)の期間は「水仙まつり」を開催。期間中は、道沿いで地元農家による農産物・水仙の花の販売等が行われます。
日本庭園に160種の冬ぼたんが開花「上野東照宮」【東京都】
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徳川家康公を御祭神とする上野東照宮の敷地内に、1980年4月、日中友好を記念し開苑した「上野東照宮ぼたん苑」。回遊形式の日本庭園に、春は110品種500株、冬は40品種160株のぼたんが栽培されています。
ぼたんには二季咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、それらは「寒ぼたん」と呼ばれていますが、着花率が低いため、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが「冬ぼたん」です。
毎年、見頃を迎える1月1日~2月中旬に、「冬ぼたん」の催しを開催。160株の冬ぼたんのほか、寒ぼたんや蝋梅、満作、早咲きの梅などの花木も苑内に彩りを添えます。会期中には、春咲きぼたん苗とダリア球根の販売会も行われます。
- 開催期間:2023年1月1日(日)〜2月23日(木・祝)
- 開苑時間:9:30~16:30(入苑締切)
- 入苑料:大人(中学生以上)1,000円、小学生以下無料
早咲きの菜の花と雪山のコントラストが映える「第1なぎさ公園」【滋賀県】
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滋賀県守山市の「第1なぎさ公園」では、約4,000平方メートルの面積に「カンザキハナナ(寒咲花菜)」という早咲きの菜の花が、約1万2,000本咲き誇ります。
見頃は例年1月下旬~2月上旬頃で、黄色に輝く花と雪の残る比良山とのコントラストを楽しめます。
開花時期にあわせ、2023年は1月7日(土)~菜の花終了(2月中旬頃)の期間、駐車場・仮設トイレの利用が可能となります。開花情報は守山市観光物産協会の公式サイトでご確認ください。
約6,000本が花開く梅の名所「太宰府天満宮」【福岡県】
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学問の神様「菅原道真公」をお祀りし、受験合格や学業成就などを祈願する参拝者で、年中にぎわう福岡県の「太宰府天満宮」。
「飛梅伝説」でも知られるように、境内には約6,000本の白梅・紅梅があり、日本有数の梅の名所です。これらの梅は記念植樹やご奉納によって植えられたものがほとんどだそう。
極早咲〜極遅咲まで約200種類もの品種があるとされ、1月下旬~3月上旬に一重、八重をはじめ豊富な種類の梅がそれぞれに時期を違えて見事に咲き、境内は芳しい梅の香りに包まれます。
住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1
開門時間:6:00(春分の日から秋分の日の前日まで)/6:30(それ以外の日)
閉門時刻:19:00 (4月・5月・9月・10月・11月)/19:00(6月・7月・8月)/18:30(12月・1月・2月・3月)
公式サイト:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
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※2023年1月10日時点の情報です。イベントの内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。