【石垣島おすすめ土産】「生ちんすこう」は「ちんすこう」とは別物!驚きのある新感覚のお菓子を実食

Posted by: 小梅

掲載日: Jun 5th, 2023

旅先で楽しいお土産選び。その土地の定番をおさえたら、次に探したくなるのは、珍しいお土産ではないでしょうか。思わず「なにこれ~!」と吸い寄せられる驚きのあるものは、見つけた本人はもちろん、贈られた側もうれしいはず。そんな珍しいお土産を沖縄県・石垣島で発見しました。その名もなんと「生ちんすこう」です。

生ちんすこう ボックス
 


 

「生ちんすこう」はどこで売ってる?

石垣空港
「ちんすこう」といえば、言わずと知れた沖縄の定番土産。小麦粉、砂糖、ラードを主原料とした焼き菓子で、サクサクとした食感と素朴な味わいが後を引きますよね。筆者も沖縄へ行く度に購入していますが、今回の石垣島の旅で初めて「生ちんすこう」の存在を知りました。一度は商品の横を通り過ぎましたが、あまりにも気になってもう一度引き返してしまったほど!

見つけたのは、「南ぬ島 石垣空港(新石垣空港)」。国内線1階北側に位置する「石垣市特産品販売センター」です。ここは、石垣島37社の製造業者が直営するお土産店で、お菓子や泡盛をはじめ、八重山かまぼこや石垣牛、ミンサー織など、石垣島らしい商品を取り扱っています。

生ちんすこう 表示
原材料には、小麦粉、無塩バター、砂糖、ラードといったおなじみのものが並んでおり、特別なものが配合されているようには思えません。価格は367円(税込)。エネルギーは155kcalで、賞味期限は製造より約1カ月。高級感あるボックスに入っていることや、価格そして賞味期限も含め、お土産としてもちょうどいいですよね。

また、製造者である「石垣島 美味食彩 花」とは、石垣島で唯一の完全予約制のお店。“メニューのないお店” として、知る人ぞ知る隠れ家的レストランなのだとか! こちらのお店でも購入でき、レストランのメニューにも登場するようです。

原材料名:小麦粉(国内製造)、無塩バター、砂糖、ラード、アーモンドプードル、コンスターチ、香料、岩塩
内容量:30g
エネルギー:155kcal
価格:367円(税込)

見た目はポテトサラダのよう、独自の食感とは……?

開封!
今回初めて目にした「生ちんすこう」。そもそも箱の中はどんな形状なのかも想像がつかず、食べる前に、あれこれ想像が膨らむことこそ、珍しいお土産の醍醐味ですよね。

開封2
そんな中身の正解はというと……まるっとしていてぽっこり。ドーンと1個入りです。この形や色合い、まるで洋食の付け合わせで出てくるポテトサラダのよう!

開封3
しかし、袋を開けるとバニラアイスに似たあま~い香りが漂い、この見た目とのギャップもワクワク感が増していきます。

開封4
表面は、ふわっとやわらかく、そしてしっとり。この瞬間「ああ、いつものちんすこうとは全く違うな」と感じます。というのも、サクサク感の要素はゼロ。確かに“生”と表現するのに合っているように思えます。

フワフワの口当たり
実際に食べてみれば、口当たりのやさしさに衝撃が走ります。フワフワとしていながらギュッと詰まったような重量感もあり、味わいはとても繊細。やさしい甘さの中にバターの風味を感じ、その後からまたバニラのような香りが重なります。岩塩も使われており、時折感じる塩味が絶妙なアクセント。甘いだけではなく、キュッと全体を引き締めてくれる大きな存在です。

なんといっても、楽しいのは口どけ。ホロホロと口の中でほどけていき、例えるならばポルボローネのよう。1個で食べ応えもあり、新感覚のお菓子でもありました。ちんすこうという沖縄の定番土産でありながら、いつもとは全く異なった楽しみがある「生ちんすこう」。お土産に驚きが欲しい方は、ぜひとも石垣島で見つけてみてください。

石垣市特産品販売センター空港店
住所:沖縄県石垣市字白保1960-104-1 石垣空港国内線旅客ターミナルビル
電話番号:0980-87-0291
南ぬ島 石垣空港公式サイト:https://www.ishigaki-airport.co.jp/index.html
石垣市特産品販売センター公式サイト:https://ishigaki-tokusan.com/

 
美食食彩 花
住所:沖縄県石垣市大浜466-15
公式サイト:https://bimishokusaihana.com/

 

PROFILE

小梅

小梅 ライター

芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。

芸能事務所で約15年若手芸人のマネージメントに携わり、どっぷりお笑いの世界に染まる。退職後ライターに転身。ある日ふいに見た1本の韓国映画に心奪われ、そこから韓国映画・ドラマのチェック追われる毎日を過ごす。コンビニの新商品や地方のおみやげが大好き。

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