2022年秋オープン「茶々工房ふたつめ」
仲見世や雷門からも近く、浅草公会堂の隣の少し細い通りにオープンした「茶々工房ふたつめ」。東京・高田馬場にある1号店「日本茶カフェ茶々工房」の2号店です。
1号店では、有機・無農薬栽培にこだわる、静岡・京都・福岡・鹿児島の茶所から仕入れた茶葉から丁寧に淹れてくれる日本茶や、特製かき氷や甘味といったメニューが充実した和カフェです。
2023年5月現在、浅草「茶々工房ふたつめ」のメニューは「生搾り和栗抹茶モンブラン」一択。1号店と同じく、こだわりの茶葉を使った贅沢感と、生搾りという臨場感で、SNSを中心に食べ歩きスイーツとして人気を博しています。
筆者は土曜日の開店11時に訪問。翌日に雨が降る天気予報だったこともあり、開店待ちの人がすでに列を成していました!
テイクアウト専門店ですが、店内には2人掛けの席も併設。モンブランとセット販売もしている「静岡県産玉露」など、ドリンクもあります。
看板メニュー「生搾り和栗抹茶モンブラン」
まさに看板メニューの「生搾り和栗抹茶モンブラン」(税込1,400円)。中身はマスカルポーネクリーム、寒天ゼリー、粒あん、抹茶ソース、スポンジ、塩レモンジャムとバラエティに富んでいて、もはやパフェの領域!
新しくカップタイプも登場し、「コーン・カップ」のどちらかを選べます。梅雨時期にはカップが活躍しそうですね。
ちっちゃなお店に入ったら、スタッフさんが手際よく目の前で絞ってくれて、筆者を含め皆さん、写真と動画の撮影に夢中になっていました!
上からギュゥ〜と搾られて、ゆる〜く抹茶の山ができていきます。「わあっ!」と感激したのも束の間、あっという間に完成!
抹茶の濃い香りが舞う中、最後に金箔をちょんとのせて、豪華な仕上がり!
糸のように細い抹茶クリームは、気を付けて歩いても、歩調に合わせてふわんふわんっと揺れて、少しドキドキ! これぞ搾りたてならではのエアリーさ!
静岡県の有機栽培の日本茶を使った抹茶のモンブランクリーム。1本ごとが繊細で口の中でほろっとほどけ、抹茶の旨みが濃厚。和栗のほっくりとした甘みもぐっと押し寄せます!
クリーム1本1本がギュッとまとまると、茶と栗の素材の旨みと甘みが一層濃厚に……。渋味や苦味はほどよいので、この量でも食べやすい抹茶スイーツです。
その下のマスカルポーネクリームも甘さ控えめでくどくなく、続いて、粒あん、フルーティーな寒天ゼリーが和菓子感を演出。キラッと光る寒天ゼリーは琥珀糖のようにクニュっと少し固めで食感のアクセントに。スポンジもはさんでケーキ感もあり、塩レモンジャムの酸味が終盤でいい働きをしています!
ボリューム満点ですがアイスは入っていないので溶ける心配もなし。この贅沢スイーツを、ゆっくりといただけるのもうれしい。
土日限定でキッチンカーも出動!
日本人の観光客や修学旅行生だけでなく、SNSを駆使した外国人観光客の来店も増えてきているので、土日限定でキッチンカーも出動しています。登場場所は、六区通りの先にある商業施設「ドン・キホーテ 浅草店」や「浅草ROX」などが並ぶ人通りの多い通り沿いです。こちらでも道行く人の注目を集めていました!
混雑時間・実食場所
混雑時間は曜日や天候にもよりますが、だいたいお昼過ぎのおやつ時間帯に列ができやすいとのこと。並んでいても回転が早いので、割と早く順番が回ってきます。
お店の前の通りは広くはないので、ほかのお店や通行人に配慮して、スタッフさんの誘導にしたがって並びましょう。
店内には2人掛けの席もありますが、道を挟んで隣接する「浅草公会堂」の長いベンチに座っての実食がグッド。お店からも近いので、モンブランが崩れないようにレッツゴー!
生搾りの臨場感と新鮮で繊細な食感、パフェのようにリッチなスイーツ。食べ歩きと言えど、ベンチに座ってゆっくり堪能してほしいものです!
住所:東京都台東区浅草1-37-6 ライオンズマンション雷門103
営業時間:11:00~18:00
定休日:不定休
交通:地下鉄銀座線「浅草駅」6番出口から徒歩約3分
Instagram:@chacha.futatsume
公式サイト(日本茶カフェ 茶々工房):https://chachakoubou.com/
[all photos by kurisencho]