「海老づくし（2カップと11袋入）」とは？

桂新堂を代表する海老菓子の「あられ焼き」「姿焼き」「磯焼き」「炙り焼き」を詰め合わせたもの。今回紹介する「海老づくし（2カップと11袋入）」3,780円（税込）以外にも、「海老づくし（4カップと13袋入）」6,156円（税込）、「海老づくし（2カップと20袋入）」5,076円（税込）、「海老づくし(2カップと6袋入)」2,700円（税込）もあります。

あられ焼き

ここからは、詰め合わされた一つ一つの海老菓子を、実食とともにくわしく紹介していきます。まずは、筆者も度肝を抜かれた「あられ焼き」から。国産の車えびを活きたままさばき、すぐに熱を加える職人技によって生まれた商品です。

まさにえびがそのままお菓子になった姿に「すごい！」の一言。この立体感に驚きます。

尻尾のほうまできれいにあられが付いていて、惚れ惚れするほど美しい姿に仕上げられています。

桂新堂のどの海老菓子もそうなのですが、開封しただけでえびの香りがまわりにふわっと広がります。いただいてみると、口の中いっぱいに感じる濃厚な味わい。想像以上に、えびの凝縮した旨みを感じます。

噛む部位によって食感や風味が異なるのも、海老一尾まるまる食べている感がありますね。頭から身の部分にかけては、特にみそ感が強かったです。

このあられ焼きは、「海老づくし（2カップと11袋入）」に1カップ入り。海老づくしのなかでも、必ず味わってほしい一品です！

姿焼き

こちらも車えび一尾そのまま楽しめる商品。あられ焼きが立体感があるのに対して、姿焼きはプレスされているので平たくなっています。

活きたまま仕入れたえびを半身にスライス。みそや背わたを一尾一尾手作業で取り除き、曲がらないようにまっすぐ鉄板に並べてプレスしているそうです。こちらも職人技が光りますね。平たいといっても立体感があって、えびの目や足、細部にわたるまですごくリアル。

裏側にはあられが付いています。噛むと、えびの甘みや香ばしさが感じられ、せんべいっぽくパリパリと食べられます。えびの殻がそのまませんべいになっているので、パリッと弾けるような歯ごたえのよさもありますね。姿焼きは、半身にスライスされたものが1カップに2枚入りです。

磯焼き

「磯焼き」は、1袋に甘えび磯焼き1枚、渦巻き6枚入ったものが2セット入っています。繊細で傷つきやすい甘えびは、人の手で優しく殻をむいているそう。一尾ずつ異なるえびの形を整えながら焼かれています。

サクサクとした食感のなかに、甘えびならではの甘みを感じるのと、食べたあとの余韻をしっかり残します。渦巻きには赤えびが使用されていて、海苔が巻かれているのもあってか磯の香りが強い！　一口サイズの渦巻きは、かなり軽めのサクサク食感です。

炙り焼き

桂新堂といえば、炙り焼きのようなえびせんべいを想像する人が多いのでは。「海老づくし（2カップと11袋入）」には、甘えび、赤えび、ぼたんえびの炙り焼きがそれぞれ3袋ずつ入っています。

炙り焼きは、えびの身を小麦粉や砂糖、塩などと混ぜて焼き上げられています。甘えびは甘みを感じる味わい、赤えびは香ばしさが際立つ味わい、ぼたんえびは3種のなかでは旨みがあっておいしいと編集部一番人気でした。

袋を開けた瞬間に広がるえびの香りと、噛んだときに口いっぱいに広がるえびの凝縮された濃厚な旨みは、まるでせんべいとは思えないほどの至極の一枚。それぞれのえびがもつ味が楽しめますよ。

炙り焼きは今回紹介したもののほかに、「芝えび」「えびアーモンド」もあって計5種類のラインナップとなっています。

どこで買える？

愛知県名古屋市にある桂新堂本店のほか、羽田空港や東京駅、全国にある百貨店・商業施設の店舗で購入可能です。桂新堂のお膝元、名古屋駅では新幹線改札すぐ近くのグランドキヨスク名古屋やギフトキヨスク名古屋でも買えて便利です。オンラインショップからのお取り寄せもできますよ。

それぞれの素材のよさを引き出し、さまざまな形でえびのおいしさを表現した桂新堂の「海老づくし」。見た目の美しさやインパクトとともに、ぎゅっと凝縮されたえびの旨みは、食べたあとも余韻を残します。一つ一つ丁寧に作られた職人技が光る海老菓子を、ぜひ一度ご賞味あれ。

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by Aya Yamaguchi]
  　　　　　

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。