パッケージも美しい「羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon」
「羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon」(税込3,500円)は、創業嘉永元年創業の会津若松市の和菓子屋「長門屋」が生み出した、有名ジャズナンバーの名前を冠にした羊羹。2017年には「グッドデザイン賞」、2019年には「TOP AWARD ASIA」など、さまざまな賞を受賞している、話題のお菓子です。
賞味期限は製造日より60日となっており、常温での保存は可能ですが、暑い夏には柔らかくなってしまうので、冷たい場所に置いておくことをお勧めします。
羊羹を包んだ素敵なパッケージは、日本画家の舛田玲香さんが描き下ろしたもの。羊羹の世界観にあった色鮮やかな景色が描かれています。
同じく、舛田玲香さんの絵を使った紙袋もあって、プレゼントされたら気分が上がりそうですね。
三日月から満月へ、羽ばたく鳥の姿を描いた羊羹
箱を開けると、中には羊羹の食べ方が描かれた小さな冊子が入っていました。こちらをチェックしながら、羊羹を切り分けていきましょう。
箱の中には、ぎっしりと羊羹が入っているので、説明書に書かれていた通り、箱の両端を持ってゆっくり持ち上げていきます。ずっしりとした重みを感じます。周りの包み紙を広げると、中から羊羹が登場しました。
切り分けていくと、断面からは美しい柄が見えてきました!
実は「羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon」は、切る度に出てくる絵柄が変化する羊羹なんです。
「三日月で止まっていた鳥が、徐々に満月に向かい羽ばたき、景色も少しずつ夜の帳が下りていく」という様子が、和菓子職人の技によって描かれているのです! 名前の通り、とってもファンタジーな和菓子なのですね。
紅茶やワインにも合う大人な味わいの羊羹
シャンパンや鬼くるみ、レーズン、クランベリーなどを用いて、現代風にアレンジされた、大人な味わいに仕上げた羊羹ということで、実際に食べてみると、甘さは控えめ。透明な部分はシャンパン錦玉羹、鳥と月はレモン羊羹が使われているということで、ほんのり酸味も感じられます。くるみやレーズンの食感もいいアクセントになっていました。
筆者は緑茶と合わせましたが、ワインとも合うということで、食事の際のデザートに出すのもよさそうです。
特別な人へのお土産や贈り物に!
長い歴史を持つ老舗和菓子屋が生み出した現代風の羊羹「羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon」。物語を感じる羊羹はもちろん、パッケージから紙袋まで全てが美しい和菓子に仕上がっていました。
「羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon」は、会津若松市内の長門屋の店舗のほか、オンラインショップでも購入が可能です。特別な人へのお土産や贈り物に、ぜひ買ってみてくださいね。
内容量:500g
価格:税込3,500円
賞味期限:製造日より60日
公式サイト:https://nagatoya.net/?pid=151939531
販売場所:
長門屋 オンラインショップ
https://nagatoya.net/
長門屋 本店
福島県会津若松市川原町2-10
長門屋 七日町店
福島県会津若松市七日町3-30
[All Photos By Kaori Simon]
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