臨江街觀光夜市ってどんな夜市?
臨江街觀光夜市の最寄り駅は、台北MRT信義安和駅。台北のランドマーク・台北101の最寄り駅「台北101/世貿」からはMRTで1駅の距離です。駅を降り立つと、ライトアップされた台北101が目の前に。
MRT信義安和駅から歩いて5分ほどで、夜市の入り口に到着です。
さっそく夜市を少し歩いてみると、通路の両端と真ん中には屋台がずらっと並んでいます。筆者は平日夜6時過ぎに訪れたのですが、夕食を買い求める地元の方や観光客で賑わっていました。
夜市にはトイレもあるので安心です。
入り口近くの人気店で塩ゆでの鶏肉や野菜を「紅花麻辣鹽水雞」
まずは入り口近くにある「紅花麻辣鹽水雞(ホンフアマーラーイエンシュイジー)」に立ち寄ってみましょう。ここは臨江街夜市の中でも常にお客さんが並んでいる人気店。鹽水雞(イエンシュイジー)という、塩ゆでした鶏肉や野菜をその場で調理して提供してくれるグルメをいただけるお店です。
店先には具材がずらっと並んでいます。
まずは注文票を1枚もらって記入します。鶏肉や野菜、キノコ類や練り物などいろんな具材名が羅列されているので、その中から好きなものをいくつかチョイス。おすすめ商品にはGOODマークがついているので、迷ったらその中から選ぶのがよいかも。
筆者が選んだ具材は、鹽水雞胸+翅(鶏むね肉+手羽先)、招牌百頁豆腐(豆腐)、花椰菜(ブロッコリー)、香菇(しいたけ)、招牌限量雞肝(鶏レバー)、黃金半熟蛋(半熟たまご)の6種類で、合計220元(約1,012円)。塩気や辛さも好みで選ぶこともでき、筆者は半鹹(塩気控えめ)、微辣(ほんのり辛い)で注文しました。
レシートには受け取り番号が書かれているので、店頭に自分の番号が表示されたら取りに行きます。
料理は、ビニール袋に入れられた状態で提供されます。ひとくちサイズにカットされた鶏肉や野菜を竹串で刺して、パクっといただきましょう。具材はやさしい塩味にパクチーが効いていて、それぞれの素材の味がいかされたあっさりとした味わい。皆でシェアしながらいただくのにぴったりなグルメです。
ひとくちサイズの臭豆腐?「一口金酥臭豆腐」
続いては、ひとくちサイズの臭豆腐を提供する屋台「一口金酥臭豆腐(イーコウスージンスーチョウドウフ)」へ。臭豆腐なんてにおいだけで無理!という日本人は多いと思うのですが、台湾に来たならぜひ一度挑戦してみていただきたいです。
筆者が注文したのは、小サイズで60元(約276円)。辛さも追加してもらいました。カップの中には、小さな正方形にカットされた揚げ豆腐がたくさん、その上に酸味のある白菜の漬物がのせられています。
さくふわっとした食感の揚げ豆腐に、酸味のある漬物がアクセントになっていて意外とおいしいんです。手作りの辛いタレがピリッと刺激するのもよい感じ。
できたてパパイヤミルクを「楊家新鮮果汁蔬菜」
屋台グルメでお腹が満たされてきたら、できたてパパイヤミルクを食後のスイーツとしていただいてみるのはいかがでしょうか。フルーツドリンクを提供する屋台「楊家新鮮果汁蔬菜(ヤンジアシンシエングオジーシューツァイ)」は、木瓜牛奶(パパイヤミルク)と西瓜汁(スイカジュース)が看板メニュー。
筆者はパパイヤミルクを注文しました。価格は55元(約253円)。その場でカットしたパパイヤをミキサーにかけ、牛乳を注いでつくってくれます。
とろっとしたパパイヤにまろやかなミルクが重なり合い、やさしい甘さが心地よいです。日本でパパイヤを味わうことは難しいと思うので、ぜひ台湾で飲んでみてくださいね。
食べ歩きのあとは台北101でお土産探し
臨江街觀光夜市での食べ歩きを楽しんだ後は歩いて台北101へと行き、ショッピングフロアで台湾土産を調達するのはいかがでしょうか。夜市の反対側の入り口から台北101までは、徒歩15分ほどでアクセスできるんですよ。
パイナップルケーキが人気の「微熱山丘(サニーヒルズ)」やフレンチヌガーが人気の「糖村(タンツン)」、老舗お菓子メーカー「郭元益(グオユエンイー)」や台湾ウイスキーの「金車噶瑪蘭威士忌(KAVALAN WHISKY)」など、有名店がそろっていますよ。
グルメ屋台がたくさんそろっていてアクセスも便利な「臨江街觀光夜市」。台湾旅行を計画しておられる方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
住所:台北市大安區臨江街
[All photos by Yui Imai]
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