「農・スノー」に注目した新しい富良野の価値を提案

北海道富良野市の基幹産業の一つである農業は、肥沃な大地のもとで多くの農産物が生産されています。メロンやトウモロコシ、玉ネギ、ジャガイモなどふるさと納税の返礼品としても全国から支持されています。しかし、2000年に1,017戸あった農家戸数は、担い手不足などにより2020年には544戸まで減少してしまい、作付面積も微減傾向にあります。

もう一つの基幹産業である観光業も、2002年のピーク時には年間240万人を超える方々が富良野を訪れていましたが、その後、緩やかな減少傾向に転じ、コロナ禍においては106万人まで減少しています。

新型コロナウイルス感染症の5類移行後は、市内経済の回復傾向も。さらなる地域活性化のために、「農・スノー」に注目した新しい富良野の魅力を知る、2つのツアーが開催されます。

極寒の富良野を楽しむ冬しか体験できないワイナリーツアー

2022年に50周年を迎えた「ふらのワイン」をはじめ、公共交通機関ではアクセスが難しい富良野エリアの3つのワイナリーを観光バスで巡る特別なワイナリーツアーが開催されます。

普段は入ることのできない ふらのワイン工場の地下貯蔵庫見学や、オリジナルエチケット(ラベル)づくり、白銀のヴィンヤード見学の他、富良野スキー場ロープウェイ山頂駅から望む富良野盆地など、富良野エリアならではの冬の美しさを感じながら作り手の想いに耳を傾け、ワインと食の心温まるひとときを楽しめます。

冬の富良野でフォトツアー　2024年3月開催予定！

北海道富良野市では、SNSとウェブメディアにて「自然に囲まれた富良野のリアルな暮らし」が発信されています。

今回は、実際に富良野の自然を体験できるように、富良野市の地域おこし協力隊員によるフォトツアーが企画されました。プロの写真家から撮影技術を学べる撮影会やスノーシュー体験など、冬の富良野を五感で体感できるコンテンツが用意されています。

「綺麗な雪景色の写真が撮りたい」「一眼レフを使いこなしたい」「写真をとおして人と繋がりたい」という人にもおすすめ。

ツアーの詳細や応募方法については、1月下旬ごろ各メディアから告知される予定なので、富良野市公式Instagramをフォローしてチェックしてくださいね。

TABIZINE編集部

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