2023年オープン「ふくのいも」

都道府県幸福度ランキング（一般財団法人日本総合研究所・2014年版〜2022年版）で5回連続総合1位に選ばれている福井県。そんな“幸福度日本一”の福井から「福」を届けている新しいお菓子屋さんがお芋スイーツ専門店「ふくのいも」です！

“芋掘り”をテーマに、福井県のブランド芋「とみつ金時」を使ったいろんなお芋スイーツを販売しています。2023年にオープンし、じわじわと話題になっている注目のニューショップです。

店舗は「JR福井駅」から徒歩約33分（バスで約18分）の場所にあり、カフェスペースも併設しています。イートイン限定メニューもあり、今後はお芋掘りパフェなどのメニュー数も増えていくようです。

福井ブランド「とみつ金時」のお芋スイーツ

日本海に面したあわら市富津地区で栽培された「とみつ金時」。収穫後は温度と湿度管理を徹底し、1年中おいしい状態で出荷されています。“しっとりほくほくして甘くて何より旨い！”ことが特徴とのこと！

芋けんぴ（黒糖味のプレーン、米五のみその味噌味、志野製塩所の塩味）、米五のみそを使った味噌蜜を絡めた新食感の大学芋、お芋のプリンやフィナンシェなど、福井の郷土料理も参考にスイーツを開発しています。

実食！お芋掘りスイートポテト

いろんなお芋スイーツがあって、どれも気になりますが、今回紹介するのは「お芋掘りスイートポテト」（税込1,836円）。子どもの頃に体験した芋掘りを再現してみんなで楽しめるスイーツです。関西圏のTV番組でもピックアップされました！

お菓子には「スコップスプーン」が2本付属されているので、開封した瞬間から芋掘り気分を上げてくれます！

パッケージを開けたら、一面が畑！ と思いきや、細かく砕いたチョコレートのスポンジケーキとクランチチョコレートを混ぜたチョコレート菓子を土のように敷き詰めています！ 芸が細かい！

それではレッツ発掘！

芋掘りのように、そして恐竜の化石発掘をするように、スコップスプーンでザックザックと掘り起こします。

ザクザクと音がして、ボソッとした土の質感もリアル。どこに埋まっているかわからないのもワクワクポイント。

間もなくお芋のお肌がみえてきました！

ゴロッと出てきたのは、スプーンにやっと乗るくらい大きなスイートポテト！

大人の親指くらいの大きさで、形も本物さながら！ 全部で6個入っているので、分けっこしやすいですね。

クランチチョコとスポンジチョコはザクふわ食感で、子どもも大人も食べやすい調度いいバランスの甘さ。

スイートポテトは柔らかく、お芋の素材の甘みが凝縮しています。白あんベースなので甘味はくどくなくさっぱりしていて、後からお芋本来の旨味がふわぁ〜とやってきます。

スイートポテトなのに、まるでねっとり系の焼き芋を食べているみたいで大感動……！ 余った“チョコ畑”はアイスやヨーグルトにトッピングしたりしてアレンジも楽しめそう。

店舗で販売の他、公式サイトからお取り寄せも可能。通販では冷凍状態で届くので、冷蔵庫で1日解凍してからいただきます。

お取り寄せでも1番人気で、サプライズギフトにもぴったり！

今後も広く展開予定！

「ふくのいもの」の商品は、本店と公式サイトからのお取り寄せに加え、JR福井駅構内に2024年3月に開業した新商業施設「くるふ福井駅」でも販売しています。今後も福井県の道の駅や、県外各地でもポップアップショップで展開を予定しているとのこと。

福井の“福”をお土産に。とみつ金時と福井の味を味わえるだけでなく、子どもの時の懐かしい芋掘りの思い出にも浸らせてくれました。

［all photos by kurisencho］

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。