宿泊施設が空いている都道府県ランキング
観光庁による「宿泊旅行統計調査2023年(令和5年)年間値(速報値)集計結果」の「都道府県別宿泊施設タイプ別客室稼働率(2023年1月~12月(速報値))」をもとに、客室稼働率の低い順にランキングを作成しました。
宿泊施設全体のほか、旅館、リゾートホテル、ビジネスホテル、シティホテル、簡易宿所(カプセルホテルやゲストハウス、山小屋など)のタイプ別にランキングTOP5を紹介します(県名の後の数字は客室稼働率)。
宿泊施設全体
- 1位 山梨県 38.7%
- 2位 長野県 39.2%
- 3位 和歌山県 42.8%
- 4位 鳥取県 43.4%
- 5位 新潟県 44.0%
旅館
- 1位 茨城県 24.0%
- 2位 愛知県 25.6%
- 3位 福岡県 25.7%
- 4位 新潟県 28.1%
- 5位 長野県 28.2%
リゾートホテル
- 1位 島根県 28.2%
- 2位 新潟県 31.2%
- 3位 埼玉県 31.4%
- 4位 宮崎県 32.0%
- 5位 山形県 36.9%
ビジネスホテル
- 1位 奈良県 55.5%
- 2位 鳥取県 56.5%
- 3位 香川県 57.7%
- 4位 福島県 58.2%
- 5位 山梨県 59.5%
シティホテル
- 1位 山梨県 40.6%
- 2位 宮崎県 48.2%
- 3位 福井県 49.2%
- 4位 秋田県 52.4%
- 5位 栃木県 53.4%
簡易宿所
- 1位 山形県 7.9%
- 2位 佐賀県 8.0%
- 3位 栃木県 10.5%
- 4位 福島県 11.8%
- 5位 新潟県 13.0%
狙い目の穴場は「新潟県」
ランキングを見ると、5位以内に入っている数が一番多いのは新潟県でした。全体、旅館、リゾートホテル、簡易宿所のランキングでランクインしています。
新潟県には、人気の絶景スポット「清津峡」、日本で初めて世界ジオパークに認定された「糸魚川」、世界農業遺産に登録された「佐渡」、刃物や洋食器の製造が盛んなモノづくりの町「燕三条」といった見どころのほか、日本三大花火のひとつである「長岡まつり大花火大会」、「大地の芸術祭」や「さどの島銀河芸術祭」といったイベント、数々のスキー場や温泉、お米はもちろんのこと、季節ごとに多彩な顔ぶれがそろうグルメ、蔵元数全国No.1の日本酒などなど、魅力がたくさんあります。
新潟で宿泊する際は、旅館やリゾートホテル、ゲストハウスなどを選ぶと予約を取りやすいでしょう。
次の旅行先は、このランキングを参考に検討してみてはいかがでしょうか?
[出典]
観光庁「宿泊旅行統計調査(2023年・年間値(速報値))」
[All photos by Shutterstock.com]