カルチャーの発信地原宿に新たなスポット誕生！「ハラカド」

ニュースなどのメディアで連日話題のハラカド。才能を発掘し伸ばす「路地」と、才能が開花し発信される「交差点」を連動させ、原宿・神宮前エリアを「クリエイティブの聖地」にするまちづくりの1つです。

そんなハラカドに集まる75の店舗は、ショップも飲食店も、個性豊か。今回は、2フロアで展開するフードコート「原宿のまちの食堂」の中から、5Fの11店舗を紹介します！

個性あふれるフードコート「原宿のまちの食堂」

「原宿のまちの食堂」は、横丁のように多様な店が連なる5Fと、“たまり場”をテーマにした緑豊かな芝生ゾーンの6Fに分かれています。

今後は、ハラカドB1Fの「小杉湯原宿」とコラボして、銭湯の後に食べたい・飲みたい「銭湯飯」の企画など、ハラカドならではの食文化発信も予定されているのだとか。
 

「原宿のまちの食堂」5Fの11店舗を現地ルポ！

今回は、5Fの11店舗を巡ります。原宿・神宮前エリアに少なかった、日常的に通いたくなる飲食店や、路地裏のような雰囲気のある居酒屋など、多様な食体験ができますよ。

町中華｜紫金飯店（シキンハンテン）

昭和41年創業の紫金飯店が、70席以上のスペースで気軽に行ける新たな町中華食堂をオープン。ラーメン、炒飯、餃子といった中華の定番はもちろん、えだまめ・もやしナムル・搾菜豆腐といったおつまみもあり。お酒もビールや缶チューハイを中心にいろいろとそろっています。

玉子炒飯　1,200円

麻婆豆腐丼　1,000円

ルース丼　1,200円

お店の人におすすめを聞くと、本店の看板商品は玉子炒飯だそうですが、ここハラカドでしか食べられない限定メニューがあるとのこと。それは……

青椒肉絲ナポリタン（1,200円）！　賄いから生まれたというこちらは、スタッフの間で「クセになる」と人気があり、今回晴れて正式メニューに昇格となったそう。見た目はルース焼きそばのような感じ。

しかし！ 食べてみると、たしかにナポリタン！ 筆者の超個人的な測定によると、味わいは青椒肉絲感3：ナポリタン感7です。ケチャップが勝ってます。見た目は青椒肉絲感が勝っているだけに、食べたときの予想を裏切る味に、脳が混乱します。

不思議に思いながら確かめるように食べ進めていくと、いつの間にか完食。とはいえ、食べ応えはかなりあるので、つま先から頭のてっぺんまで青椒肉絲ナポリタンでみっちり詰まっているような感覚になりました。

⻑年、原宿の街に支えられてきた紫金飯店の新形態。サクッと一人飯もよし、わいわい食べるもよし。さまざまなシーンで利用できそうです。

焼小籠包 台湾屋台料理｜da pai dang 105（ダパイダンイチマルゴ）

ネオンが台湾夜市の雰囲気を醸し出す、台湾屋台料理の「da pai dang 105（ダパイダンイチマルゴ）」。点心や魯肉飯、海南鶏飯などがリーズナブルに楽しめます。

自家製焼小籠包　1個176円／4個704円／6個1,056円

名物の自家製焼小籠包は、カリっと焼き上げた底面と、蒸し焼きにしたモチモチの上部、2種類の食感が味わえます。お箸で上部に穴をあけ、まずは肉汁たっぷりの絶品スープをいただきましょう！ 残った皮と餡は何もつけずにパクッと。2個目からは、中国醤油や香酢、豆鼓辣油などで味変無限大！

ファミリーレストラン｜FAMiRES（ファミレス）

コンセプトは新時代のファミリーレストラン。『ミシュランガイド東京2020』から5年連続掲載のレストラン「sio」が考えるファミレスの定番メニューです。

鉄板ハンバーグ　1,408円

FAMiRESサラダ　1,408円

ふわとろたまごのオムライスとナポリタンのハーフ＆ハーフ　1,518円

和食・回転寿司｜まぐろ問屋 恵み

“まぐろ問屋が手がけた、織人握りのお寿司”を気軽に回転寿司スタイルで。

三崎めばちまぐろの3貫盛り「美咲三昧 649円」や、本まぐろの3貫盛り「スジとろ三昧 825円」、「本まぐろ中とろ 2貫825円」など、気になるメニューがてんこ盛りです。

韓国料理｜カンブチキン

韓国で圧倒的人気No.1のチキンブランド「カンブチキン」が日本初上陸。

フライドチキン 単品2pc 1,360円／ザクザクチキン 単品5pc 1,160円／クリスピーチキン 単品3pc 980円など

カンブチキンとジムビームハイボールとのコラボ店なので、種類豊富なジムビームハイボールがラインナップ。韓国フライドチキンとの相性は抜群です！

スタンディングバル｜トーキングゴリラ

隈研吾デザインの店舗が目をひく、スタンディングバル「トーキングゴリラ」。店先のゴリラがいい味を出しています。

ローストチキンとヤキトリのオトナスタンディング。吉祥寺ハモニカ横丁を手掛ける株式会社ビデオインフォメーションセンターが出店しています。

オイスターバー・和食｜原宿牡蠣屋 TokyoSeafood

気軽に入れる和食×オイスターバー。厳選した国産の牡蠣（常時6～10種）と旬の食材を和食スタイルでいただけます。

オイスターバーならではの様々な牡蠣料理、国産ワインやナチュラルワインも取りそろえています。

イタリアン食堂｜TOKYO MEAT 酒場

日本ならではのイタリア小皿料理とお酒を楽しむ酒場。キッチンを囲むカウンター席はライブ感満載！

名物は「お箸で崩れる旨トロ角煮」「牛ハツのカルパッチョ」など。

PRETTY PORK FACTORY & KATSU プリポー

東京肉しゃぶ家プロデュース、銘柄豚しゃぶしゃぶ・和風サムギョプサル・とんかつのお店。店主自ら150種以上の豚肉を厳正に審査し、選び抜いた銘柄豚を仕入れているそうです。

＞＞原宿店メニュー

居酒屋｜スタンドジャンプ

焼き鳥、ハムカツ、もつ煮、レバニラといった居酒屋の定番商品に加え、天ぷら、ドンペリ、ジョッキクリームソーダ、自家焙煎の珈琲を使ったメニューも。楽しくておいしければ何でもアリ！ の、カオスな酒場です。

ラーメン｜一風堂

世界中で愛されるとんこつラーメンの一風堂は、原宿初出店。インバウンドも見据えて、歌舞伎のデザインや提灯など和の要素を取り入れた外観です。ラーメンやソフトドリンクだけでなく、ビールや名物「博多ひとくち餃子」も。

席数が多いので覚えておくときっと役立つ！「原宿のまちの食堂」

「原宿のまちの食堂」6Fのスイーツ

ハラカド「原宿のまちの食堂」5Fは、横丁のようなカオス感が楽しい、幅広いジャンルの飲食店が集まるフードコート。原宿のど真ん中という好立地で席数も多いので、ランチやディナーのとき覚えておくと役立つと思います。スイーツやカジュアルなグルメがそろう「原宿のまちの食堂」6Fとあわせてチェックしてみてください！
 

 
※価格はすべて税込です。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
©︎Aya Yamaguchi
 

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE（タビジン）」「イエモネ」「novice（ノーヴィス）」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。