上空から見た白神山地の十二湖
津軽エリアをめぐる6つの車中泊ツアープランとは?
これまで、茨城県高萩市、北海道上川町、Clan PEONY 津軽(青森県の観光地域づくり法人)とともに、観光課題の解決を目指す実証実験を行ってきた日産自動車。その課題とは、二次交通(拠点となる空港や鉄道の駅から観光地までの交通)や宿泊施設不足など。全国の参加者を招致し、日産キャラバンを利用して実証実験を行ってきました。
先日は、その取り組みを振り返るまとめとして「車中泊体験の実証実験に関する取り組みレポート」を公表。今回は、その中で一番人気だった車中泊のツアープラン「白神山地堪能」コースを紹介したいと思います。
そもそも津軽エリアをめぐる6つの車中泊ツアープランはどのようなラインナップだったのでしょうか?
津軽各地域の名所名跡の訪問、観光体験などを織り混ぜ、車中泊は各地のオートキャンプ場やアウトドア宿泊施設などでの車中泊を想定した各プランを、まずは簡単におさらい。
①小説「津軽」をめぐる(2泊3日)
「津軽の旅行は5、6月に限る」と、太宰は小説「津軽」に記しています。当時、小説「津軽」執筆のために津軽を旅した太宰の気持ちを想像しながらゆかりの地を訪れてみてはいかがでしょうか。
②津軽の歴史探訪(2泊3日)
弥生時代の稲作の遺構、江戸時代のお城や神社仏閣、昭和のカフェまで長年の津軽の歴史が凝縮された時の流れを堪能できるプラン。
③津軽のアートにふれる(2泊3日)
現代アートや工芸体験、田んぼアートに立佞武多(たちねぷた)まで津軽のアートを見て、触れて、体験して、心ゆくまでお楽しみください。
④津軽の農業・漁業体験(1泊2日)
しじみ漁にメバルの網外し体験や野菜の収穫体験。食料を確保していざ車中泊へ。
⑤津軽「鬼コ」をめぐる(1泊2日)
水害が多かった岩木川流域を中心に多く見られる「鳥居の鬼コ」が鎮座する神社を巡る旅。両肩で鳥居を支えながら災いが集落に入り込まないようにしっかりと睨みをきかせた鬼コはとても個性的です。
⑥白神山地を堪能する(1泊2日)
2023年、世界自然遺産登録30周年を迎えた白神山地。アウトドアアクティビティや十二湖散策など、全身でマイナスイオンを浴びる白神山地満喫旅です。
人気No.1!車中泊「白神山地1泊2日」モデルコース
弘前駅
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白神飯店(弘前市)
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道の駅津軽白神 ビーチにしめや (西目屋村)
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西目屋スポーツ交流センター(西目屋村)
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しらかみの湯(西目屋村)
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アクアグリーンビレッジANMON(西目屋村)
2日目
アクアグリーンビレッジANMON
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焼きイカ通り(鰺ヶ沢町)
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海の駅ふかうら 深浦まるごと市場(深浦町)
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十二湖(深浦町)
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海の駅 わんど(鰺ヶ沢町)
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弘前駅
【1日目】道の駅「津軽白神」/ビーチにしめや(西目屋村)
Befavoソフトクリーム(バニラ)400円
1日目、弘前駅を出発して白神飯店でランチを食べたら、道の駅「津軽白神」/ビーチにしめやへ。
道の駅内にある白神ワイナリー&白神生ハチミツ「BeFavo」はおしゃれなカフェスペースがあり、デザート休憩にピッタリ。濃厚なソフトクリームに、たっぷり生ハチミツをかけてどうぞ。
【1日目】しらかみの湯(西目屋村)
西目屋スポーツ交流センターでカヌーやラフティングを満喫した後は、しらかみの湯で日帰り入浴。サウナも完備されていますよ。
さっぱりしたら、本日の宿アクアグリーンビレッジANMONへチェックイン。
【2日目】焼きイカ通り
2日目は、焼きイカ通りでカーテンのようにイカの生干しが並ぶ風景を眺め、肉厚でほんのり甘いイカの生干しに舌鼓。
海の駅ふかうら 深浦まるごと市場では、新鮮な海鮮丼や天丼をいただけますよ。
【2日目】十二湖
腹ごしらえをしたら、いよいよ白神山地西麓の広大なブナの森に点在する、33湖沼群の十二湖へ。
真っ青な水の中に朽木が横たわり、神秘的景観を見せる「青池」。
その青池からさらに歩くこと約15分のところにあるのが「沸壺の池」。絶えず湧き水が流れ込み澄んだ池には、木製の展望台があり、周囲の木々を映した美しい湖面を見ることができます。
【2日目】海の駅 わんど(鰺ヶ沢町)
散策後は、海の駅 わんどでお土産探し。食堂や無料休憩所も併設しているので、ひと休みするのもいいでしょう。2階の鰺ヶ沢相撲館(舞の海ふるさと桟敷)では、当町出身の元小結・舞の海や元関脇・綾川など、大相撲の歴史がよくわかるパネル展示やビデオの放映もあり。
最後はまた弘前駅に戻り、1泊2日の旅は終了です。
車中泊だからこそ旅情や絶景がさらに楽しめる!
今回、車中泊ができるクルマによって、白神山地や津軽地域ならではの旅情や絶景がさらに貴重な経験になったと好評価だったそう。「車中泊・キャンプ」などに便利な純正のマルチベッドを装備している日産キャラバンだからこそ、快適な旅を楽しめたのかもしれませんね。