韓国発祥の新スイーツ「クルンジ」とは？

SNSを中心に人気の、韓国発のトレンドグルメ「クルンジ」。クロワッサンに砂糖をまぶして、プレスしながら焼き上げた新感覚のスイーツです。

クルンジという名前は、おなじみのパン「クロワッサン」と、韓国でおこげを意味する「ヌルンジ」を組み合わせた、つまり”クロワッサンおこげ”が由来だそうですよ。

近年の進化系クロワッサンブームを背景に、プレスされて薄く大きくなった見た目のインパクトから、注目を集めています！

そんなクルンジですが、東京では7店舗を展開するパン屋「ハートブレッドアンティーク」でも、2024年の2月15日より販売を開始。これまでは韓国グルメ専門店での取り扱いが中心だったので、気軽に手に取れるのは嬉しいところです。

今回は「ハートブレッドアンティーク イトーヨーカドー大森店」で、テイクアウトしました！　価格は税込180円で、賞味期限は購入日の翌日までになっていますよ。

大きい！薄い！新感覚スイーツと対面

なんといってもインパクトがあるのはその大きさ！　持ち手の袋にも中身がいっぱいに入っているので、長い方の辺は25、6cmはあるでしょうか！

クロワッサンより少し濃い焼き色と、キャラメリゼの光沢がシズル感たっぷり。さらにバターの香りも広がり、食欲が刺激されます。

パキっと音をたてて半分に割ってみると、その薄さにも驚き。厚さは5mm程度でしょうか！　断面を見ると、この薄さながら、クロワッサン特有の空気を含んだ生地感も残っていますね。

クルンジを実食！実際のお味は？

まずはそのまま味わう！

それでは実食。袋の部分を手に持って、かじっていただきます！

食感は、表面のキャラメリゼされた砂糖はカリカリで、中のクロワッサンはサクサク！　薄く硬そうな見た目に反して、食べ応えはとっても軽いです。

味は発酵バターのコク深さと、小麦の香りがマッチ。食感は独特ですが、クロワッサンのおいしさはしっかり味わうことができますよ！

キャラメリゼの砂糖は全体に染みていながらも、甘さ自体は強すぎず、ほどよい具合。香ばしさと甘さに楽しい食感があわさって、サクサクと食べ進めてしまうおいしさです。

ただ1点、端の部分だけは染み出した砂糖が固まっていて、硬く口に残る場合も。この部分は個人的にはちょっと甘すぎました。

アイスをのせてアレンジ！

テイクアウトの楽しみは、好みのアレンジにも挑戦できること。今回は、店頭のポップでもおすすめされていた、アイスクリームのせのアレンジを試してみます！

筆者はバニラアイスをチョイスしましたが、これは正解。食感は真逆のクルンジとアイスですが、バニラとバター、乳製品と香ばしい小麦の相性は抜群。

そのまま食べる場合と比べて、クルンジのパン・ラスク感が薄まり、スイーツとしての性格が強まります。注意点として、いかにもハイカロリーなアレンジではあります……！

筆者はお皿の上でナイフとフォークでいただきましたが、生地のパリパリさとキャラメリゼゆえに綺麗に切ることが難しく、少し苦戦したことはお伝えしておきますね。

ブーム拡大中のクルンジに要注目！

大きさ・薄さのインパクトや、独特のサクサク食感に加えて、クロワッサン本来のバターのおいしさも楽しめるクルンジ。そのままでも、アレンジしてもおいしくいただけました。

「パンスイス」や「ニューヨークロール」など、ユニークなクロワッサンがブームとなっている昨今。クルンジも、TVなどでとりあげられる機会が増えてきました。

新スイーツとして、ここからさらにブームが拡大していく予感です！　ぜひ手に取ってみてくださいね。
 

[All Photos By ぶんめい]
※一部取り扱いのない店舗、価格が異なる店舗があります。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

ぶんめい

bunmei ライター

インドア派だけど、旅行はあまり計画立てずにフィーリング派。球技できないけど、野球観戦は現地で声出したい。胃弱気味だけど、ラーメン好き。文学部だけど、文字を見ないで美学を専攻。