立山黒部アルペンルートとは?
中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。
富山県の立山駅から長野県の扇沢間は、雪の大谷の中を駆け抜ける「立山高原バス」や、現在日本で唯一運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」などのさまざまな乗りものを乗り継いで移動することができ、雲上の絶景を気軽に楽しむことができます。
なお、2024年の立山黒部アルペンルートの営業期間は4月15日~11月30日となっていますよ。
季節によって表情を変える火山湖「みくりが池」
立山黒部アルペンルートを代表する美観のひとつ「みくりが池」。標高2,400mに位置する周囲630m、水深15mの火山湖で、1時間ほどで1周することができます。
「雪の大谷」が見られる春先は雪に覆われていますが、5月下旬からは雪解けが始まり、7月頃には湖面がすべて現れるのだそう。
新緑の季節には美しい緑色が、9月下旬には見ごろを迎える紅葉が湖面に映る様子は絶景そのもの。10月下旬からは新雪が広がる白銀の世界を映しながら、11月には再び雪と氷に覆われていきます。
「みくりが池」へのアクセスは、アルペンルートで最も標高の高い駅「室堂」(標高2,450m)から、室堂平を歩いて10~15分ほどとなっています。
イベント「見に行こう!みくりが池!」が開催!
雪解けの6月ならではの魅力も
「見に行こう!みくりが池!」の開催期間では、「みくりが池」まで歩き、その先にある日本で最も高所にある温泉「みくりが池温泉」に行くと、「みくりが池カード」を手にすることができます。
2024年が初開催となる同イベント。初夏・夏・秋と3つの期間で、それぞれ異なるデザインのカードをもらうことができます。
5月下旬から始まった湖面の雪解けの、5月21日時点の“雪解け度”は30~40%ほど。7月頃にはその美しい湖面がすべて現れますが、雪解けが進んでいく今の時期限定の景色「雪いかだ」や、雪が解けた場所に現れる美しい青色は必見です!
実は、6月は1年のうちライチョウに最も出合いやすい季節! ライチョウを探しながら「みくりが池」周辺を散策するのが、この時期おすすめの楽しみ方なのだとか。
スタンプラリーも開催中
さらに、「初夏の立山室堂平をお手軽に体験できる!スタンプラリー」も同時に開催中。室堂ターミナル内4カ所に設置されたスタンプを集めると、ひとつの絵が完成する特別なスタンプラリーです。
画像はスタンプラリーの完成イメージ。絵はがきとしても使うことができ、家族や友人に、立山の楽しい思い出を届けることができますよ。
開催場所:みくりが池温泉
開催期間:初夏版:2024年6月1日~7月26日/夏版:2024年7月27日~8月31日/秋版:2024年9月1日~10月14日
参加費:無料
初夏の立山室堂平をお手軽に体験できる!スタンプラリー
開催場所:室堂ターミナル内、立山自然保護センター
開催期間:2024年5月20日~6月25日
参加費:絵はがき1枚200円(切手代含む)