「とんかつ丸七」とは?
2021年にオープンして以来、インパクト抜群の極厚のお肉を使用した、”閉じないカツ丼”で一躍有名店となった「とんかつ丸七(まるしち)」。
「日本一厚いカツを作る」というこだわりで実現した看板メニュー「焼きカツ丼」はSNSやTVを通して大人気で、中でも本店となる門前仲町店は、予約必須の人気なんです。
そんなとんかつ丸七から、6月12日に銀座店がオープン。今回はオープン前にお邪魔し、話題の焼きカツ丼をいただいてきました!
オープン前の銀座店へ
東京メトロ銀座駅から10分、東銀座駅から2分。歌舞伎座の裏手近く、名店がひしめく”奥銀座”のエリアに、「丸七」の提灯が掲げられたお店が見えてきます。
こちらが「とんかつ丸七 銀座店」。
入口付近にはお品書きと、テイクアウトはこちらから渡していただけるという丸い窓も。黄色の外壁が可愛く、よく目立ちますね。
中に入ると、落ち着いた内装の店内は、カウンターで6席のみ。人気店ながら、隠れ家的なこじんまりした雰囲気です。
企業秘密の厨房へ!
メニューはカツのみ!
お品書きは「焼きカツ丼」が並(1,500円)・上(2,100円)・特上(2,600円)の3種類と、テイクアウトのカツサンド(1,700円)のみ。また、焼きカツ丼はテイクアウトも可能です。
今回はせっかくなので、特上をいただくことに!
さらに特別に、厨房の様子も取材させていただきました。
極厚カツが間近で揚がる!厨房へ
厨房で早速お肉を見せていただくと、その分厚さに驚き! こだわりの国産豚を使用し、上や特上といったランクごとに、その日のお肉から切り出せる本数は決まってくるのだそう。
ふわふわのパン粉を丁寧に衣付けし、油へ投入!
聞くだけでおいしそうな音と共に、だんだんと色づいていきます!
とんかつ丸七のお肉は、揚げる前から低温調理による丁寧な下処理が施されているのだそう。揚げ時間などはもちろん企業秘密ですが、普通のカツのように”揚げて火を入れる”のではなく、”揚げて温める”イメージなのだとか。
カツが揚がっている後ろでは、手際よく半熟卵も仕上がっていきます。トロン、と丼ぶりご飯にオン。
そしてカツが揚がりました! 食欲を刺激する香りがあたりに広がります。
カットしていただくと、ほんの少しピンク色が残った断面がとてもきれい。サクッとした小気味よい音もたまりません。
ご飯と半熟卵、そして極厚のカツの上から、タレをたっぷりとかけて完成! 筆者も席に戻り、早速いただいていきます!
焼きカツ丼を実食ルポ!
極厚なのにやわらかな絶品カツ丼
こちらが焼きカツ丼(極上)です! お味噌汁とおしんこもセットになっていますよ。
カツ丼ではありますが、極厚のお肉で蓋が閉まっていません! この重量感溢れるインパクトは本当にすごい……!
蓋を取って、断面はこちら。その日のお肉によって差異はありますが、極上だと全体のグラム数は300g以上、厚さは3cm以上あるそうです。
大きな口でカツからいただきます。
この厚さなのにお肉がとってもやわらかで、豚の旨味を強く感じます! 脂身はトロトロですがくどくなく、ほんのり甘い仕上がりに。見た目に違わぬおいしさです。
濃い味・甘口のしょうゆベースの特製のタレも、お肉との相性が抜群。
揚げたての衣は、たっぷりタレがかかってもなおサクサク。硬さはなく軽い食感で、パン粉の細かさにもこだわりを感じます。
カツの下には、タレが絡んだ、オムレツ状の半熟卵が。カツとあわせても、ご飯とあわせてもおいしくいただけます。
実は”焼き卵”に”たれカツ”の丼だから「焼きカツ丼」という名前なんです! 極厚お肉に目をとられがちですが、こちらのふわトロたまごと、特製のタレのおいしさにも注目必至ですよ。
お店の方いわく、具材ぎっしりの焼きカツ丼が崩れてしまわないように、蓋を取り皿として使うのもおすすめだとか。
味変と追いタレで最後までおいしく
卓上には3種類の調味料と特製タレが用意されていますよ。
元からたっぷりとタレはかかっていますが、いかんせんお肉が厚いため、途中で追いタレするのがおすすめ。
そのままでもおいしいのはもちろんですが、卓上のアレンジ調味料も使ってみたので紹介します。
硫黄塩
名前の通り、硫黄風味がついた、ピンク色のお塩。お店の方もおっしゃっていましたが、これ単体のお味はまるで、塩をかけたゆで卵を粉末にしたよう。
カツとの相性はいかほどかと思いましたが、あわせて口に運ぶと硫黄のクセはほとんど消え、単に塩味を足すのではなく、全体のうま味や風味がふわっと広がる感覚でした。
七味唐辛子
“ふつうの”カツ丼でもよく見る七味唐辛子。こってりしたカツと甘めのタレに加えれば、上品な辛みとゴマや陳皮の風味で味が引き締まります。
刻みわさび
個人的にはこちらの刻みわさびが、調味料の中では1番のおすすめでした。
刻みわさびだけで食べてみても、ピリ辛ながら、鼻に抜ける感じはかなり控えめ。あわせていただくと、豚の脂身やカツの油とわさびの爽やかな辛みの相性は抜群!
ボリューミーでこってりな焼きカツ丼も後味さっぱりいただけるので、わさびが苦手でない方はぜひお試しくださいね。
とんかつ丸七ならではの焼きカツ丼をぜひご賞味あれ
無事に完食!お持ち帰りも可能
完食すると、さすがのボリューム感でおなかいっぱい! 満足感がすごいです……!
お肉のグレード以外にも、ご飯は小盛(150g)・並(230g)・大盛(300g)がありますので、お好みでお選びくださいね。
また、カツが食べきれない、という場合にはテイクアウト用の容器もいただくことができるそうです。卵は半熟のためお持ち帰りはできませんので、ご了承ください。
12日オープンの銀座店の営業時間や行列は?
大人気のとんかつ丸七。上・特上は数量限定のため、テイクアウト・イートインともに品切れの恐れがあるそう。
また、銀座店では当面の間、テイクアウトでのみ予約を受け付けとのこと。来店される場合、銀座店は小さなお店なので行列には注意です。
営業時間は、お昼は11:00-15:00(14:30ラストオーダー)、夜は17:00-20:00(19:30ラストオーダー)となっていますよ。
低温調理によって柔らかな極厚カツと特製タレ・ふんわり卵の組み合わせは、見た目のインパクトに負けない、話題沸騰も納得のおいしさでした!
銀座店は明日2024年6月12日の11時からオープン! ぜひチェックしてみてくださいね。
所在地:東京都中央区銀座4丁目13-3
営業時間:11:00-15:00(14:30ラストオーダー)/17:00-20:00(19:30ラストオーダー)
公式サイト:https://linktr.ee/tonkatsu07_ginza
Instagram:https://www.instagram.com/tonkatsu.07.ginza/
X(旧Twitter):https://x.com/maru07_ginza
[Photos By ぶんめい]
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