ベスト1 熊本県の人気商品・お土産「いきなり団子」
専用冷凍庫まで設けられたその中に入っているのは…… 熊本名物の“いきなり団子”。ネーミングにもインパクトがありますが、 “いきなり”とは、熊本の方言で“すぐに”という意味。来客時などもすぐに、手軽に出せることが名前の由来ともいわれ、江戸時代にはその原型があったとか。
そんな熊本県民に愛されてきた“いきなり団子”なのですが、“いきなり団子”しか作っていない、いきなり団子専門店・肥後屋の「いきなり団子」200円(税込)が販売個数ベスト1! 1カ月に1,000個以上売れる大人気商品。
小麦の生地で包まれた中は、小豆餡をサツマイモでサンドイッチ。サツマイモ+小豆餡+サツマイモの3層構造になっていて、九州産サツマイモのホクホクの甘さの中から、塩みのきいた小豆餡が顔を出すいい塩梅! 生地もお餅や求肥のようにもっちり。
蒸しイモがそのまま入っているので、1個で十分満足するボリューム感。冷凍商品は電子レンジで約1分30秒温めればできあがり! 温められてすぐに食べることができる商品も、レジ横で販売されています。
ベスト2 熊本県の人気商品・お土産「誉の陣太鼓」
第2位は、「誉の陣太鼓」216円(税込)。黄金色に光輝くパッケージに裏付けられた、熊本を代表する銘菓です。
四角いパッケージの中からは、丸い「誉の陣太鼓」が登場!
金色の包装をむきむきすれば、艶光するような羊羹風のお姿がお目見え! 小豆の中で最高級といわれる北海道産大納言小豆を使用。寒天で流し固められた餡は、大きな小豆が口の中で主張する上品で風味豊かな味わい。餡の中に入っているやわらかな求肥が口優しく、さらに大粒小豆のおいしさを引き立てます。
緑色のパッケージは、抹茶風味。東京では「銀座熊本館」でしか手に入らないレア商品です。
ベスト3 熊本県の人気商品・お土産「南関あげ」
うず高く積まれた「南関あげ」211円(3枚入り・税込)が第3位。「南関あげ」とは、熊本県南関町に昔から伝わる乾燥タイプの油揚げで、伝統食品のひとつ。家庭や給食などでも一般的に使われ、熊本県民は“油揚げ=南関あげ”と思っている人も少なくないとか!?
3カ月間、常温においても風味が落ちないほど長期保存ができるのが特徴。しかも水分がほとんど含まれないため、お味噌汁や煮物などに使うと、味がシミルシミル! ジュワ~とふくよかに膨らみ、ジューシーな食感を満喫できるのです。一般的な油あげとは一線を画す「南関あげ」。うどんに入れたり、おいなりさんやピザにしてもおいしいですよ。
スタッフがイチオシする熊本県の人気商品・お土産「からしれんこんポテト」
熊本県東京事務所の小田さんがすすめてくれたのは、「からしれんこんポテト」648円(3袋入り・税込)。何だか味が想像できそうな? キャッチーな雰囲気を醸し出しています!
3袋の小分けパッケージになっているので、ばらまき土産や湿気ずに最後まで楽しめるところも高ポイント。
ザザザッーとポテトをあければ、あの有名ポテト菓子にも似た!? ふっくら太さのある形状。食べ始めたら止まりませんッ! ジャガイモのホクホク、サクサク感を思う存分楽しめ、後追いでからしの辛みがふわっと口に広がります。れんこんはどこにいった? と少し気になりますが、大人のおつまみとして大満足の風味。
ライターが思わず買った熊本県の人気商品・お土産「リキュールマロン」
店内に入ったときから気になっていたのが、キラキラ緑の銀紙が主張する「リキュールマロン」439円(税込)。パンに生クリームを挟んだマリトッツォを想像させる可愛らしいフォルムも魅力的。
1962年に創業した、熊本初の洋菓子専門店として知られる「SWISS(スイス洋菓子店)」の一品。「リキュールマロン」が誕生したのも、創業当時というロングセラー商品なんです。
生地からこぼれるほどバタークリームがたっぷり。茶色く見えるのは熊本県産の渋皮マロン。下の器がなければしたたるほど、ヒタヒタのリキュールシロップが生地には染み込んでいます。
創業当初から製法を変えず、ひとつひとつ丁寧に作られる「リキュールマロン」。昭和ロマンを連想させる、昔懐かしいずっしりした重みのあるケーキです。
住所:東京都中央区銀座5-3-16
営業時間:11:00~19:00(ショップ)
定休日:第1月曜
アクセス:東京メトロ「銀座駅」C2出口より徒歩1分
URL:https://www.kumamotokan.or.jp/default.html
[Photos by ©︎tawawa & TABIZINE編集部]