ツェルマットのルーフトップ・ライド
ツェルマットの町を歩けば、どこからでも顔を出すマッターホルン。2023年11月、新しいケーブルカーが導入され、モダンな新キャビンからは俯瞰でマッタ―ホルンを見ることができるようになりました。眼下にマッターホルンがピンポイントで見えるんです!
虫眼鏡で焦点を合わせたようにマッターホルンを望むスポットを通過。マッターホルンの頂上がどうなっているか、確かめることができます。
さらに、2024年夏には「ルーフトップ・ライド」がお目見え。ケーブルカーの屋根に設置されたオープンエアーキャビンで、アルプスの風を感じながら、眼下の景色を堪能することができます。
トゥーン・ウォーター・マジック
2024年9月27日〜10月27日まで、水辺の町トゥーンで開催される光と水のイベント「トゥーン・ウォーター・マジック」。
トゥーン市内中心地のアーレ川沿い、レストラン・フライエンホフの前で繰り広げられる、ジェット噴水、色とりどりの照明やクラシック、ロックなどの音楽が融合した、光と水の迫力あるレーザーショーです。
まわりにはフードスタンドも多数並び、この地方ならではの名産を味わいながら美しいショーを堪能。毎日19:30と21:15、時間によって異なる2つのショーが開催されます。雨天決行、入場無料です。
ミューレン鉄道新型車両
2024年7月、ミューレン登山鉄道に新型車両が導入されました。ラウターブルンネンとミューレンを結ぶ絶景列車です。
ユングフラウエリアの西にある村・ミューレンは、断崖絶壁の上にある村としても知られています。ガソリン車乗り入れ禁止のカーフリーリゾートであるため、村へのアクセスとしても重要な路線。
ミューレンへの玄関口、ラウターブルネンは、落差約300mのシュタウプバッハの滝で知られる町。このラウターブルネンの鉄道駅の向かいにあるケーブルカー乗り場からスタートし、グリュッチュアルプまで上ると、モダンな新車両の展望窓からアルプスのパノラマが広がります。
グリュッチュアルプからミューレンまでは4.27Kmの鉄道旅。2024年12月までにすべての電車が新しくなり、広く快適な旅ができるようになります。
また、グリュッチアルプ駅の屋上テラスにはアイガー・メンヒ・ユングフラウを望む通年営業の新しいビストロ、「ビストロ・グリュッチアルプ(Bistro Grütschalp)」がオープンしました。
アイガー、メンヒ、ユングフラウのパノラマを眼前に食事を楽しむことができます。ドイツの家庭料理がメインで、おすすめはシュニッツェルメンヒ(28スイスフラン)です。
Grütschalp, 3826 Lauterbrunnen, スイス
https://www.jungfrau.ch/en-gb/winteregg-muerren/winteregg-mountain-restaurant/bistro-gruetschalp/
冬のグレッシャー・エクスプレス
「氷河特急」と呼ばれ、鉄道ファンに絶大なる支持を得ている、ツェルマット〜サン・モリッツの2大マウンテンリゾートを結ぶグレッシャー・エクスプレス。
最新のパノラマ展望車両で、7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けて、スイスアルプスを横断する約8時間の旅を満喫できます。冬には、輝く白銀の世界が広がる雪見列車。スイス1の絶景鉄道ルートとして挙げる人もいるほどの人気ルートです。
最終地点、サン・モリッツに到着すると、湖のほとりに広がる町は、まるでおとぎの国のよう。唯一無二の絶景です。
2024年12月14日〜2025年1月5日、2025年2月1日〜5月2日まで、ツェルマット発7:52、サン・モリッツ発9:39の2便を増便。スイス国内の主な鉄道、バス、湖船、都市交通が乗り放題で利用できる、オールインパス スイストラベルパスが便利です(予約追加料金は別途)。
https://www.myswitzerland.com/ja/experiences/glacier-express/
●グレッシャー・エクスプレス(パノラマ車両)のご利用には座席予約が必要です。
全ルート(長ルート):49スイスフラン
部分ルート(短ルート):39スイスフラン
オールインパス スイストラベルパス
https://www.myswitzerland.com/en-in/planning/transport-accommodation/tickets-public-transport/swiss-travel-pass/
●2等3日間有効 244スイスフランから
Grape Escapes(グレープ・エスケイプス)
スイスワインの産地のぶどう畑の中で宿泊体験ができる「Grape Escapes」。スイス国内60か所のポップアップ宿泊施設が登場します。
ぶどう畑の中、またはワイン文化を体験できる施設などロケーションや形式はさまざま。古城、ワインセラー、ワイン樽型ホテル、バブル型やキューブ型の野外宿泊施設、キャンピングカー、ホテル、アパートなどでワインを楽しむ特別なステイ体験ができます。
なかでも、葡萄畑の中に設けられたバルブスイートはおすすめ。星空を眺めながらのワインは格別です。公式サイトで宿泊施設をチェック、気に入った施設を見つけてくださいね。
https://www.myswitzerland.com/en-in/experiences/summer-autumn/autumn/grape-escapes/
[photos by ©Zermattbergbahnen、©Jungfrau.ch、©Interlaken Tourism、Thurgau Tourismus / Ivo Scholz、Engelberg-Titlis Tourismus AG、スイス政府観光局、Miki D’Angelo Yamashita]