【至極のモンブラン6選】スイーツマニアが食べ比べ！間違いのない絶品を教えます

モンブラン界の最高級クラス！ホテルニューオータニ「スーパーモンブラン」

ホテルニューオータニでいただけるスーパーモンブラン（3,780円）はモンブラン界でも最上位にランクインする逸品。まずは大きさ！ 握りこぶし以上の大きさと、モンブランクリームの高さに、初めて見た方は圧倒されること間違いなしです。

さらに驚くべきは素材一つひとつのこだわり。旬の和栗を使用し、毎年構成が変わるので、「今年のスーパーモンブランはどんな中身なんだろう？」と楽しみにしているファンも多いのです。以前のモノは抹茶を使用していたり、和の素材を感じつつ、こちらを食べると秋がやってきたなぁと感じられる一品です。

今年は、兵庫県産「銀寄」の和栗のペーストにイタリア産マロングラッセ入りアーモンドタルト、チョコレートをコーティングした黒糖メレンゲがのっているという、栗だけでなく、秋の味わいを深めてくれる内容に。

さらにメレンゲが入っているのでサクッとした食感を生み出すので、食べていて楽しいです。提供期間は2025年1月31日まで！ ぜひ秋のこちらは秋の風物詩として人気のモンブランをお試しあれ。

白いモンブランって見たことある？パレスホテル東京「マロンシャンティイ」

モンブランの名前の由来を知っていますか？ 由来は、アルプス山脈内のヨーロッパ最高峰「モンブラン」を指し、フランス語で「白い山」の意味。フランス語での意味を形にしたモンブランを、伝統ある逸品として楽しむことができるんです。それはパレスホテル東京の「マロンシャンティイ」（1,050円）。

1961年のパレスホテル開業時より変わらないこだわりを持って提供されるシグニチャースイーツです。「シャンティイ」という名は、フランス語で砂糖を加えて泡立てた生クリームを意味します。栗の味が引き立つよう2種類の生クリームを合わせ味に深みを出しているそうで、生クリームの下には、たっぷりの栗が！

あえて粗めに裏ごしした栗にすることで、ホロホロした食感を醸し出し、噛むほどに風味を感じられるように工夫しているのだそう。初代の総料理長が「栗と生クリームだけのシンプルなデザートだからこそ、お客様に驚きと感動を与えたい」という想いを持ち生まれたスイーツは、60年以上続く今でも私たちを笑顔にしてくれます。

通年で食べられるマロンシャンティイですが、秋のシーズンだけ「和栗」を用いたものが登場！ 象徴であるマロンシャンティイと和栗の食べ比べができるのも秋だけのお楽しみです。食べ比べもおすすめ。

• パレスホテル東京　マロンシャンティイ
• イタリア産栗のプレミアム マロンシャンティイ 1,400円

※9月1日（日）～ 好評につき、完売しました。

• 小布施産和栗のプレミアム マロンシャンティイ 1,800円

※10月1日（火）～ 栗がなくなり次第終了

• マロンシャンティイ 1,050円

※通年で提供
※小布施産和栗のプレミアム マロンシャンティイは、ロビーラウンジ ザ パレス ラウンジ（1F）、ラウンジバー プリヴェ（6F）でもお召し上がりいただけます。

チョコレート×モンブラン 運命の出会い！teal（ティール）

秋の味覚・モンブランとチョコレートが出会ったら、それもまたおいしいこと間違いなし！ 兜町で人気のチョコレートにこだわりを持つスイーツショップ「teal（ティール）」から販売されている「いちじくと和栗のチョコレートモンブラン」（1,280円）は、新しいモンブランの扉を開いてくれました。

構成は、下からチョコレートがコーティングされたメレンゲ、レモンクリーム、カシスバルサミコソース、いちじくのロティ。アマゾンカカオと和栗のクリームが包み込んでいます。

濃厚なアマゾンカカオのクリームの奥に栗の甘みが広がり、今まで感じたことのないモンブランクリーム！ と大興奮。さらにジューシーないちじくのロティと酸味を感じるカシスバルサミコソースが濃厚なクリームとは逆でさっぱりとした働きをするので、重いと感じることなく、ペロッと食べきれてしまいます。

例年、アマゾンカカオと栗のクリームでtealらしいモンブランを提供してくれるので、毎年チェックしています。昨年を例に挙げると1月まで提供しているのですが、いちじくの仕入れ状況で終了は早まるかもしれないそうです。早めにチェックするのをおすすめします！

パリのモンブランの名店が日本に再上陸！アンジェリーナ

1903年にフランス・パリで創業されたモンブランの名店をご存知でしょうか？　その名は「アンジェリーナ」。1984年に東京に上陸したものの、約30年で一度幕を閉じた名店がなんと2024年に再上陸と話題に！ 再上陸した記念すべき年だからこそ、名店のモンブランを楽しんでみませんか？

写真はデミサイズ

定番の「モンブランオリジナル」（1,300円）がマストイート！ 1903年の創業以来、伝統のレシピをもとにさらにフランスと同じサイズで提供されています。その大きさは握りこぶしほどあり驚く人も多いんだとか！

そこで、日本ではデミサイズ（半分サイズ・790円）が提供されています。甘党でもない人でもトライしやすい思いやりが嬉しいですよね。

食べてみると、栗の濃厚なクリームの下に、たくさんの生クリームが！ 生クリームがさっぱりしていて、栗の甘みを逆に引き立てるので、日本のモンブランとはまた違う、まさに「アンジェリーナ」だけの味を感じることができます。他にも今の時期は、和栗やパンプキンなど日本の四季をイメージした限定フレーバーも展開されているので、そちらも見逃せません！

さらに気になったのは、「モンブランクレームブリュレ」（810円）。なんとクレームブリュレの上に生クリーム、そしてマロンペーストがかかっている、まさにモンブランとクレームブリュレのコラボレーション！

見た目はモンブランですが、スプーンを進めるとブラウンシュガーでキャラメリゼされたパリッとした感触が！ バニラビーンズたっぷりのクリームと濃厚なマロンクリームの組み合わせはまた定番のモンブランとは異なった味わいを感じられます。伝統を守りながら、進化しづける名店の味わいは、本当におすすめです。

スイーツ界の魔術師が手がけるモンブラン！ピエール・エルメ

スイーツ会の魔術師と呼ばれるピエール・エルメ。マカロンが有名で、召し上がったことのある方もいらっしゃると思います。

もちろん、マカロンだけでなくケーキも絶品！ マカロンを用いたバラとライチのケーキ・イスパハンはピエールエルメのシグニチャーケーキですが、こちらをイメージしたモンブランを提供することがあります。モンブランとシグニチャーのコラボレーションを見るだけでもたまらないのですが、栗の旨みを保ちながらバラの香りが鼻を抜けていく味わいに感動です。

現在は、抹茶を用いたモンブラン（モンブラン・サラ 864円）を期間限定で提供中！

モンブランの上に、抹茶風味のマスカルポーネクリームがのっているのが可愛い！ 可愛いだけでなく、中にはパッションフルーツのコンポート、パッションフルーツ風味のメレンゲが潜んでおり、さっぱりとした味わいをサプライズで隠しています。まさに私たちを常に驚かせる魔術師のモンブランです。

日本の和栗を見て食べて楽しめる　栗りん

「五感で楽しむモンブラン」をテーマに新食感モンブランを提供する「栗りん」さんも、秋のシーズンにはたまりません！ 視覚でも楽しめるように、目の前で搾りたてのモンブランを絞ってくださるのが特徴！

写真の美しくて話題のモンブランソフト（800円）は、北海道産クリーム100%使用したソフトクリームに自慢の紅芋ペーストを贅沢にかけたもの！ 写真は紅芋の商品ですが、熊本県産球磨の栗と高知県産四万十栗を使用した自慢の和栗ペースを使った「黄金モンブランソフト」（800円）も絶品です。

こちらで秋になると楽しめるのが「栗三秋」という食べ比べできる小さなモンブラン3種です。各地の栗の特徴に合わせてモンブランペーストの絞り方を変えているそうで、その風味を生かすように栗ペーストの下にはプリンやムース、クリームを組み合わせています。

今、販売されているものだと、香りのよい茨城県産（タルト）、 甘みの強い愛媛県産 （栗ムース）、風味豊かな熊本県産 （マロンクリームとメレンゲ）の食べ比べができるそうです。

店舗だけでなく、冷凍ですがお取り寄せもできるようです。秋の風味を手軽に楽しみたい方におすすめです。

スイーツ大好きな筆者が毎年楽しみにしている驚きばかりのモンブランたちでした。食欲の秋の参考になれば幸いです！

※価格はすべて税込です。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
©︎Keiko Morota

PROFILE

もろたけいこ

Keiko Morota ライター／テレビプロデューサー

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。