舞台は2050年!宇宙人が地球を観察にやってくる
特撮ヒーロー映画は、日本独自の映画・テレビ文化の発展とともに生まれました。日本独自の「正義の戦士」像を表現した変身ヒーローものや、侍や忍者の影響を受けたヒーローのデザインや戦い方などは、日本文化を色濃く反映しているといえるでしょう。
そんな要素が盛り込まれた「~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ」の舞台設定は2050年。少子高齢化や人手不足、パワハラといった現代の社会問題がテーマで、2050年という未来を拓く宇宙人のネクオチア星人や暗黒宇宙大帝が地球にやってくるというストーリーとなっています。
主人公の美剣(みつるぎ)が経験し見聞きする受難の数々は、アクション俳優をしながら運送業のアルバイトで生計を立てていた大東賢監督の実体験が盛り込まれたもの。
大東賢さんは、アームレスリングの元日本王者でアクション俳優という異色の経歴をもつ映画監督です。ストーリー内で描かれている、配送員の悲哀や奮闘ぶりも必見。

企画が始まった頃のバトルクーリエのイラスト
ウルトラマンのようなコスチュームをまとった特撮も、昔から広く親しまれてきました。日本の技術力と職人技が光る文化の一つです。
同映画には、そんな特撮ヒーロー映画界のレジェンドとして知られる、堀田眞三さんと藤岡弘、さんが声優として出演。堀田眞三さんは大宇宙支配を企てる暗黒宇宙大帝役を、藤岡弘、さんは謎に包まれた正義のヒーロー役を演じます。
特撮ヒーロー×時代劇×空手のアクションが融合
同映画では、特撮ヒーローアクションに加え、日本らしさを感じる時代劇アクション、空手アクションが融合した、迫力満点の戦闘シーンも。運送業界を舞台に、社会問題がコミカルかつシリアスに描かれています。
ロケ地は、日本の古きよき文化に触れられるテーマパーク・伊勢忍者キングダム安土城。天守閣でも撮影が行われました。
話題作は神戸・元町映画館から公開
「~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ」は、2024年11月29日に大阪のイオンシネマ四條畷と12月6日に東京のイオンシネマ板橋で試写会・舞台挨拶が開かれ、大盛況となりました。
そして今回、大東賢監督が大ファンであるブルース・リーショップの発祥地、神戸元町南京町近くの元町映画館から、2025年4月19日に公開されることが決定。そのほか、以下の劇場での上映が決まっています。
~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ 予告編
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