GoProとは?
GoProとはアクションカメラと呼ばれる、山登りやウォータースポーツなど激しい動きを伴うシーンの撮影に対応できるカメラのこと。防水性・耐久性が高く、スポーツでの撮影でよく見かけますが、手のひらに収まる小型サイズも特徴で、旅行や街歩きなどの撮影でも荷物の場所を取らない便利なカメラです。
筆者は、撮影の仕事で10年以上前からGoPro自体は使用していましたが、近年趣味になったスキューバダイビングの時に使用するためにプライベートでも使い始めました。HERO9 Blackから使い始め、HERO11 Blackと使っていましたが、現在は2024年9月に発売されたGoPro史上最小で最軽量のHEROを使用!
スマホのカメラが高性能になってきた今、「カメラっているの?」と思う人も多いかもしれませんが、スマホではできないGoProの便利な側面について紹介します。
GoProのいいところ
動画を撮りながら静止画も撮れる!
動画も静止画も欲しい瞬間こそ、GoProの出番! GoProで撮影したら画質を落とすことなく、動画から静止画への切り出しが専用アプリQuikで可能です。しかも、切り出しはコマ単位でできるので、例えば、ジャンプ写真や飛行機、動物などの早い動きの決定的瞬間を写真にすることができます。
例えば、飛行機が近くで見られるビーチに行った際、着陸寸前のジェット機のスピードは早すぎて静止画で撮影したくてもシャッターが間に合いませんでした。
しかし、GoProで動画を撮影しておけば、早いジェット機のダイナミックな写真を切り出すことができました。しかも、このQuikアプリは無料で使用できるので大変ありがたいです。
旅先でのスマホバッテリー・メモリの減少を抑えられる
動物などを撮影するときに、ずっとスマホで動画を撮っていると、バッテリーもメモリも減ってしまうことも。しかし、GoProならスマホより軽くて小さいので、スマホの代わりに長時間撮影も可能です。
最新機種のHERO13 Blackなら、最高解像度の4K30および5.3K30設定で1.5時間、HD画質の1080p30では2.5時間以上の連続撮影ができて、バッテリーの持ちも十分。
さらに旅先で「スマホのメモリがない!」という悩みも、GoProなら、メモリカードの入れ替えで問題ありません。2024年9月に発売されたHEROを持って、旅先のニューヨークで街の様子を撮影したのですが、スマホでは地図を見て、GoProでは街を撮影という使い分けもできて、スマートな街歩きができました。
スマホと声がリモコン代わり
GoProのすごいところは、スマホと繋げばスマホがリモコン代わりになるところ! スマホを通して何が映っているかを確認しながら、シャッターを切れるのはセルフィーが重視もされる昨今、便利な機能です。
またGoProは広角撮影ができるので、大人数での集合写真や、大きな建物を背景に撮影するときにとても便利で、旅先の撮影では重宝しています。
また、すごいのがスマホを使わなくても声でシャッターを切れること! GoProには音声で操作を行う「音声コントロール」という機能が搭載されており、例えば「GoProビデオ」と言うとビデオ撮影が始まり、「GoPro写真」と言えば写真を撮ってくれます。
旅先の記念写真などで、セルフタイマーをセットしてあたふたしなくていいのはうれしいですね。
水に濡れてもOK
GoProの強みは、防水であること。最新機種であれば、防水ケースをつけなくても防水性能を備えた頑丈設計!(詳しくはこちら) 雨の日も、プールでも海でも使えるのは本当に便利です。
また、動画から写真を切り出すと水しぶきがすごく立体的に映し出されるのは、GoProが高画質で撮影してくれている証拠。躍動感のある写真や映像を撮ることができます。
他にも筆者は、タイの水かけ祭りでスマホの代わりに使用しました! 人生で浴びたことのない水の量を被りましたが、GoProは破損の心配もなく、ダイナミックな様子を撮影することができました。
GoProってプロ向け?ではない!
GoProを使う上でネックだったのが、手のひらサイズなのに少し重いのと、シャッタースピードの調整など高性能すぎて使いこなせないところ。しかし、現在使用しているHEROは機能がスリム化されました!
4Kと高画質機能は維持したまま、動画、静止画、タイムラプスの機能を搭載したまま用途に合わせてすぐ撮影ができる! GoProのいいところに特化して、重さは86gと軽く、価格は34,800円と、お値段までスリム化されています。
実際に旅先で使ってみても荷物にならず、自撮りも簡単に操作できるので、スマートな旅の相棒になります。さらにネイル好きな女性にもうれしい機能が。それは従来のGoProと異なり、爪を立てることなく充電ポートを開けられて、マウントのパーツを取り出せること。
今までは、パーツの凹凸部分に爪を引っ掛けて作業していたのが、ボタン式やフラッグシップモデルに使えるマグネット式のドアを採用! その結果、ネイルを傷つける恐れが格段に減り、使用が簡単になりました。まさに、女性向けの仕様でありがたい……!
GoProのアクセサリでさらに使いやすく!
Shorty
小さいGoProを使用するにも、大きな三脚を持っていたら本末転倒です。そんな小さめのGoProに合わせたコンパクトなマウントがあります。
ポケットに収まるサイズのShorty (11.7cm)は、手持ち撮影時のグリップになるだけでなく、三脚にも化けます! さらに最大22.7cmまで伸ばせるため、大人数の集合写真や、外での撮影でも役立つアイテム。実際に筆者はコートのポケットに入れて、邪魔にならず持ち運べた便利アイテムでした!
マグネティック スイベルクリップ
リュックやカバンのストラップに装着するマウントをつけると、両手が空いたまま撮影ができるアイテムもあります! 歩きながらの街並み撮影や、運転している時でも車窓を撮ることができて便利。
クリップ型になっているので、装着も簡単。さらにクリップの裏がマグネットタイプになっているので、屋外のガードレールなどの金属に貼り付ければ簡単な三脚に変身。忙しい旅でも記録を残すことができるお助けアイテムです!
https://gopro.com/ja/jp/shop/mounts-accessories/magnetic-swivel-clip/ATCLP-001.html
GoProはアクションカメラの枠を超えて、私たちの生活や旅でも気軽に思い出を残せる相棒です! 手の届きやすい価格帯のカメラが登場するなど、試しやすい環境になっているのもうれしいです。検討している方の参考になれば幸いです!
https://gopro.com/ja/jp