【Bakehouse】クロワッサン好き必食!サクふわ食感の“タルト革命”
湾仔(ワンチャイ)に本店を構えるBakehouseは、香港のパンブームの火付け役ともいわれる超人気ベーカリー。「フォーシーズンズホテル香港」のエグゼクティブペストリーシェフを8年務めたグレゴア・ミショー氏が手がける本格派です。
なかでも、Bakehouseのエッグタルトは、「クロワッサン×エッグタルト」という斬新なアプローチで人気爆発。パイ生地ではなく、自家製のサワードウを使用したクロワッサン生地が最大の特徴です。タイプとしては、「サクサク系×本格派」。そんなエッグタルトをお好みの方におすすめです。
おすすめ時間:朝9時前の来店がベスト!
店舗は中環や尖沙咀にあり、香港全体では7店舗あります。筆者が訪れたのは、香港の繁華街ともいえる尖沙咀。どの店舗も大人気で行列必至です。
尖沙咀の場合、朝からエッグタルトの整理券を配布しており、およそ2時間後に受け取り、6個入りのBOXを購入するかたちでした。このように人気だとエッグタルトは午前中に売り切れることも多いので、開店直後を狙うのがおすすめです。6個入りは多いかな……と思ったものの、おいしすぎてすぐに食べ終わってしまいました。それぐらいやみつきな味です。
【Hashtag B】フォトジェニックすぎる“アート系エッグタルト”
「エッグタルトってこんなにおしゃれだったの?」と思わずSNSに投稿したくなるのが、Hashtag B(ハッシュタグ・ビー)の逸品。香港には5店舗あり、尖沙咀や旺角など、トレンド発信地に多く店舗を構えるカフェ&ベーカリースタンド。
お花のような形をしたエッグタルトが可愛く、特徴は、見た目も味も「濃厚リッチ系」であること。こんがり焼き目がついたカスタードフィリングはとろっとしていて口どけがよく、バター香るサクサク生地とともにじんわり甘さが広がります。
さらに、季節限定で「抹茶」「黒ごま」「チーズ」などの変わり種タルトも登場し、滞在中通いたくなる楽しさも! さらに通の間では、Hashtag Bのエッグタルトは冷やして食べるのもおいしいと話題。お土産用に買って、ホテルの冷蔵庫で一晩冷やすと新食感を楽しめます!
おすすめ時間:15時〜16時頃のカフェタイムに
Bakehouseと異なり、日中は落ち着いて購入できる様子。ピーク時間を避けてゆったり楽しむなら午後のカフェタイムがおすすめです。特に尖沙咀の店舗はアクセスもよく、ショッピングの合間に立ち寄るのに最適。一方、夜遅くまで営業しているので、「食後のスーツに」と悠長に訪問すると、売り切れていることもあるので“後回し”にせずに訪れましょう。
所在地 香港 Tsim Sha Tsui, Carnarvon Rd, 49號厚福街交界 Savoy Mansion, C舖
営業時間 8:00~22:00
https://www.hashtag-b.com
【KFC】まさかの伏兵!?ローカルが愛してやまない王道タルト
「えっ、KFC(ケンタッキー)でエッグタルト?」そう思ったあなた、ぜひ一度食べてみてください。香港限定で販売されているKFCのエッグタルトは、現地ローカルからも高評価の名品なんです。
ポルトガルのルーツを持ちつつ、甘さ控えめで香ばしいバター風味の生地、なめらかでミルキーなカスタード。これぞ“庶民のごちそう”です。1個10香港ドル前後と、コスパのよさも魅力。王道中華式×庶民派で、どこか懐かしさを感じさせる味。「旅の疲れを癒やすエッグタルト」として根強いファンが多数いるんだとか。でもその理由は食べたら納得するはず……! 旅行中、ちょっとお腹が空いたときに楽しみやすいおやつとしても重宝します。
おすすめ時間:14時〜16時頃/夜のおやつ、最後のグルメに!
ファーストフードの強み! 売り切れることがほとんどないのでいつでも楽しむことができます。市内のKFCであれば、MTR駅周辺やショッピングモール内に多数あり、旅行中も気軽に立ち寄りOK。空港内にもあるので、“ラスト香港グルメ”として帰国前に食べる人も多いんだそう。
所在地 1, Shop G37, G/F, Mira Place 1, 23 Kimberley Rd, Tsim Sha Tsui, 香港(ミラプレイス内)
営業時間 8:00~24:00
https://www.kfchk.com/index.html
以上、香港滞在中にフラっと訪れやすい&絶品のエッグタルト3店ご紹介でした。グルメタウン・香港の食い倒れの一口スイーツにいかがでしょうか?
©︎Keiko Morota