【10万円で行ける世界遺産】遺跡を浸食する巨木の威力

Posted by: 山口彩

掲載日: Dec 3rd, 2013

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

映画『天空の城ラピュタ』のモデルとも言われるタ・プローム

有名なアンコール・ワットの近くにあるタ・プロームは、遺跡を鷲掴みにするようなガジュマルが印象的な仏教寺院。今も成長し続ける巨木の猛威を検証するため、あえて修復を最低限にとどめているそうです。

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

地上から生えてきたというより、天から降りてきたように見える巨木。

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

あるいは、巨大な蛸に襲われた古代遺跡?

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

質感は、樹木というより鶏の足。

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

不思議なかたちに曲がりくねった根。ロウソクのロウがたれているようにも見える?

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

毛細血管のような根に飲み込まれそうな通路。

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

木の根に包まれ、もはや一体となっているデバター。

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

デバターとは、アンコール遺跡の壁に彫られた無数の女性像です。美しく、穏やかな表情についつい見入ってしまいます。

【10万円で行ける絶景】遺跡を浸食する巨木の威力

人気観光スポットでもあるタ・プローム。巨木の周りなどはとにかくすごい人・人・人。少しルートを外れると、静寂に包まれたもうひとつの顔を垣間みることができます。
午後15時以降もツアー客がひいておすすめだとか。夕暮れ近くには、恐いくらいの異様な雰囲気を堪能できるそうです。

カンボジアは11月~4月が乾季にあたります。灼熱の中の観光を避けるなら、ベストは11月~2月。10万円未満のツアーも多数あります。

余談ですが、遺跡観光の後の一杯は、ぜひ「アンコールビール」を。特にスタウト(黒ビール)はハマる美味しさです。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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