【世界のトースト事情】ヨーロッパ&アメリカのディップをのぞいてみよう!

Posted by: sweetsholic

掲載日: Apr 18th, 2014

どんな具にも合うトーストは、毎日食べても飽きのこない美味しさが魅力です。近頃はトーストに振りかけるだけでさまざまな味わいが楽しめる「パンのふりかけ」なども出回っているから、トーストの食べ方にバリエーションが増えたという人も多いかもしれませんね。

さて、パンの本場ヨーロッパではトーストにどんなものを塗っているのでしょうか? 美味しそうなものもあれば、ギョッとするものもあったり・・・! それでは見ていきましょう。

イタリア

ヘーゼルナッツの生産量が世界第2位(2012年度)ということもあり、ヘーゼルナッツに目がないイタリア人。そんなイタリアンの大好物といえば、ミルクチョコレートにヘーゼルナッツペーストを練り込んだスプレッド「ヌッテラ」。子どもから大人までみーんな大好きなヌッテラは、トーストと好相性なだけでなくヌッテラを塗ったデザートピザはイタリアの定番スイーツです。また、ヌッテラ人気は国内にとどまらずヨーロッパはもちろん世界中で大人気!

【世界のトースト事情】ヨーロッパ&アメリカのディップをのぞいてみよう!

イギリス

塩辛くて真黒なペースト状の「マーマイト」。見るからに美味しくなさそうですが、イースト酵母からできており大変体に良いとされています。フィッシュ&チップスと並ぶイギリス人のソールフード。バターとマーマイトのコンビ、またはスライスチーズとマーマイトは朝食の定番です。

【世界のトースト事情】ヨーロッパ&アメリカのディップをのぞいてみよう!

オランダ

オランダではバターを塗ったトーストに「hagelslag」と呼ばれるチョコレートのトッピングを振りかけます。つぶつぶしたチョコレートスプリンクルとバターのコンビネーションは最高!

【世界のトースト事情】ヨーロッパ&アメリカのディップをのぞいてみよう!

ベルギー

オランダ同様にチョコのトッピングを振りかけたり、以前Tabizineでも紹介したクッキーをペースト状にした「スペキュロスペースト』と呼ばれるスプレッドを塗って食べます。

アメリカ

今回ご紹介した中でも一番ユニークなアメリカ。当地ではトーストにピーナッツバターとジャムをた〜っぷり塗った「ピーナッツバター&ジェリー(PB&J)」が定番です。朝食としても、ランチタイムのサンドイッチにも、はたまたドーナツのフレーバーとしてもPB&Jは大人気。ピーナッツバターはアメリカ人が大好きなスプレッドなのです。

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番外編・オーストラリア

かつてイギリスの支配下にあったオーストラリアでは、マーマイトに似た塩辛いペースト「ベジマイト」が朝食の人気スプレッド。朝の時間帯にカフェを訪れるとジャムやハチミツと並び、必ずベジマイトがあるほどオーストラリア人が愛してやまない体に優しいペーストです。でもお味は……?

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©Neale Cousland / Shutterstock.com

今後の参考になりそうな食べ方はありましたか? それにしても世界にはさまざまな食べ方があるんですねぇ!

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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