これからの時期、ひんやりした口当たりの食べ物がおいしく感じますね。サラダや冷製スープなどはその代表格! とはいえ自宅で作るサラダはマンネリになりがちという声もよく聞きます。そこで今回は、家庭で手軽に作れるギリシャ風サラダ「tzatziki(ザジキ)」をご紹介してみようと思います。キュウリとヨーグルトがあれば基本的に何を入れてもOKなので、アレンジもしやすいですよ。
ザジキって?
お料理を始める前に、ザジキのお話を少々。
ギリシャの大変ポピュラーなサラダで、キュウリとヨーグルトをベースにニンニクやハーブなどで香り付けをしたものです。トルコやイラクなどの中東地域やブルガリアやコーカサスなどの東欧でも幅広く食べられています。ザジキはお肉料理の付け合わせとして、パンやクラッカーに添えるディップとして、ギリシャだけでなく世界中で人気です。
サジキのレシピ
前述の通り、キュウリとヨーグルトがあれば作れてしまうのですが、せっかくなので少しアレンジしてみましょう。ビタミンとミネラルを豊富に含み、抗酸化作用もある上に低カロリーという「ビーツ」と、体に優しいオメガ3脂肪酸たっぷりの「クルミ」を加えて可愛らしいピンク色に仕上げてみました。
ボリュームも栄養価も満点です!
【材料(2人分)】
キュウリ 1本
ビーツの水煮 200g
ヨーグルト 150cc
ニンニク 1/2片
ディルまたはシブレット(あれば) 少々
クルミ 大さじ2
レモン汁 大さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1/2
塩 小さじ1/2〜1、コショウ 適宜
【作り方】
ボウルに1cm角にカットしたキュウリとビーツ、みじん切りにしたニンニクとヨーグルト、ディル(あれば)、レモン汁、オリーブオイルを入れてスプーンで混ぜる。塩、コショウで味を調えてお皿に盛りつけたら粗めに刻んだクルミを散らす。
ビーツの爽やかな甘みと酸味にナッツのカリカリ感がプラスされて、味も食感も通常のザジキよりワンランクアップ! パンやスープを添えれば、ちょっとしたランチにもなります。 夕食時に楽しむ場合はオリーブ、ドライトマトのオイル漬け、チーズ、ナッツなどをプレートに盛り合わせた「地中海風おつまみ」とパンを用意。これにザジキがあれば地中海風前菜プレートの完成です。
「ザジキ」も「地中海風おつまみ」もあっという間に作れるので、気軽にチャレンジできますよ!いつもの食卓にもう一品という時にもオススメです。