大人になればなるほど、友達を作るのは難しいものです。とりわけスマートフォンでモバイルな娯楽が楽しめてしまう現代、リアルな人間関係を築くことに消極的になってしまうのかも。せめて何かきっかけがあれば・・・。こう感じているのは我々だけではないようです。
『The friendly twist(フレンドリーなきっかけ)』をテーマに、米コカ・コーラ社と米国の大手代理店レオ・ブルネット社が、ふたり一組にならなければ開けることのできないキャップを開発。このキャップをつけたコーラの自販機をアメリカの大学内のキャンパスに設置しました。
ぎこちない様子の新入生たちがボトルを通して会話を楽しむ様子が、動画サイト「YouTube」に投稿されています。学生たちがコーラのボトルキャップを通して友情を深めていく様子を描いた作品で、コーラを飲んだあとのような爽快感が心に残る素敵な映像です。
この動画はユーチューブに掲載後、海外のネットユーザのなかでも話題を集めています。初対面のぎこちなさ、きっかけ作りを探して途方に暮れてしまうのはどこの国の人にも共通しているのかもしれませんね。
コカ・コーラ社はこれまでにも、『Share happiness(幸せを分かち合う)』をテーマにしたコーラ缶など、「幸せ」をテーマにした作品を多数発表しています。
前述のコーラ缶は、缶がパカッと2つに分かれ仕組みになっており、友人や自分の周りにいる人と幸せ(コーラ)をシェアできるというもの。
また、プラスティックの容器に入ったコーラを飲み干して膨らますとサッカーボールになるというアイディア商品も以前見かけました(どこの国で見た広告かは忘れてしまいましたが・・・)。マーケティングとはいえ、こういったアイディアは素敵だと思いませんか?
[ALL photo by Coca-Cola Friendly Twist]