激甘と評判のインドのスイーツ、本当に美味しいものはあるのか食べ比べ!

Posted by: sweetsholic

掲載日: Sep 16th, 2014

クレームブリュレやマカロンといったフランス菓子や、カップケーキやブラウニーなどのアメリカンスイーツは食べたことのある人がほとんどかもしれません。では、インドスイーツといったら? なんだか想像がつきませんよね。

インドスイーツはケーキ風のお菓子、スープやプディング状のデザート、揚げ菓子などがあります。地域により材料は異なりますが、主に牛乳、米粉、ヒヨコ豆やレンズ豆などの豆粉、セモリナ粉、ギー(常温で保存できる澄ましバター)、ナッツやスパイスなど。

魅惑のインドスイーツ

インドスイーツはどれも甘くて濃厚なイメージがあったため敬遠していたものの、ニューデリー出身の友人が「甘過ぎないスイーツもたくさんある!」と力説。 それなら試してみようということで、シドニーのインド料理店で食べくらべをしてきました。

オレンジのうずまき「Jalebi(ジャレビ)」

インド人なら誰もが大好きだという揚げ菓子。インド版のかりんとうと言えそうです。噛み締めるとシロップがじゅわっと口中に広がります。これは激甘・・・。

魅惑のインドスイーツ

やわらかくてクリーミー「Barfi(バルフィ)」

コンデンスミルクと砂糖を煮詰めて作ったお菓子。バルフィというのはヒンズー語で「牛乳」という意味だそうです。ピスタチオやアーモンドなどバルフィの種類は豊富。ミルクケーキを思わせる味です。

魅惑のインドスイーツ

チーズ好きにはオススメ「Kala Kand(カラカン)」

牛乳をチーズ状になるまで煮詰めて作ったお菓子。バルフィと間違えてしまいそうですが、食感も味も異なります。スパイスをほんのり効かせたカッテージチーズのような味。チーズが好きな人なら美味しいと感じると思います。赤ワインに合いそう。

魅惑のインドスイーツ

食感が楽しい「Patisa(パティサ)」

ヒヨコ豆とギーをベースにカルダモンなどのスパイスを加えたお菓子。スパイスのせいか、とてもエキゾチックな異国の香りがします。硬いのに口に含むとサクサクと溶けていく食感はとても新鮮。個人的には大変気に入りました。

魅惑のインドスイーツ

和菓子に最も近い「Kaju Roll(カジュロール)」

カシューナッツの粉に砂糖を煮詰めたシロップを混ぜて作るお菓子。ねっとり濃厚な食感とこっくりした甘さは、まさに和菓子。お抹茶がほしくなる味です。

魅惑のインドスイーツ

インドスイーツ、なんだかちょっと好きになってきました。国内での認知度はまだまだ高くありませんが、意外と万人受けしそうな味。インド料理店を訪れた際には、カレーだけでなくスイーツもオーダーしてみると新たな発見が待っているかも!

[All photo by sweetsholic]
※2013年9月24日の記事より紹介

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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