106回も行きたくなる城崎温泉。「和の情緒にひたる名宿」

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Nov 4th, 2014

元議員が出張で106回も訪れたとされ、一躍話題になった城崎温泉。しっとりした雰囲気、泉質の良さ、蟹の美味しさから、外国人客にも人気が高く、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで、二つ星に選ばれるほどです。七つもある外湯は、「美人の湯」「招福の湯」「一生一願の湯」などご利益にあやかりたい名がついており、全制覇したいもの。
ご当地グルメでは、11月から3月が旬の松葉蟹、霜降りの但馬牛など、この時期味わいたい誘惑的なご馳走が。そんな魅力満載の城之崎温泉の名宿をご紹介しましょう。

城崎温泉で一番有名な老舗 西村屋本館

Booking comで評価9.5(最高)、Trip Advisor トラベラーズチョイスアワード2014年22位にも選ばれた『西村屋本館』。

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
四季折々の魅力がある日本庭園 ©西村屋公式HP

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
信楽焼の露天風呂付特別室/観月の間 ©西村屋公式HP

大浴場でゆったり、思わず「ふう〜」と一息ついてしまう雰囲気です。

【西村屋の温泉情報】
種類:大浴場、露天風呂
営業:15:00~24:30 / 翌朝5時30分~10時30分の間も入浴可能
補足:加温 加水
泉質:ブローム塩化類を含有した弱食塩泉
効能:リューマチ、神経痛、脊椎病、痛風、皮膚病、打撲傷、婦人病、貧血症、病後回復など

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
大浴場「尚の湯」 ©西村屋公式HP

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
松葉かに ©西村屋公式HP

11月初め〜3月末限定の地元の漁港の活「松葉かに」は一生記憶に残る美味しさです。

西村屋本館
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島469
電話:0796-32-2211

志賀直哉「城の崎にて」の舞台となった、三木屋

Booking comで評価9.8(最高)、2014年3月登録有形文化財に選出された『三木屋』は何と創業300年。

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
志賀直哉「暗夜行路」に描かれた当時のままの日本庭園 ©三木屋公式HP

ロビーでは300坪の庭園を正面に望むことができます。

【三木屋の温泉情報】
泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物高温泉(Na・Ca-Cl泉)
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動まひ・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔症・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
禁忌症:腎臓病・高血圧症・その他一般にむくみのあるもの
泉温:約42℃(源泉温度37〜83℃)

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
和洋室 ©三木屋公式HP

寛ぐのは和室、寝る時はベッド。温泉巡りの後も、ゆったり出来そうですね。

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
志賀直哉ゆかりの客室「26号室」 ©三木屋公式HP

大正2年30歳の時事故に遭い、養生に訪れてから贔屓にしていたそうです。

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
城崎温泉 充実の冬グルメ ©三木屋公式HP

名物の蟹や但馬牛のにぎりなどのご馳走にうっとり。

■登録有形文化財の宿 三木屋
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島487
電話:0796-32-2031(受付時間 8:00〜20:00)

七つの外湯めぐり

湯あたり覚悟で、七つ全制覇にトライ!こちらのTabizine記事もご覧下さいね。

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
©三木屋公式HP

ユニークなイベント

公式HPでは、盛りだくさんのプログラムが紹介されています。

・「但馬の酒造めぐりと出石そば打ち体験
(参加費:4,000円 11/9)

・30代の三坊主が案内役を勤める「女性限定 城崎スナックはしごツアー
(参加費:3,000円 11/9,11/11)

・「松葉ガニ香住ガニの食べ比べ講座
(参加費:5,000円 11/11)

など他にも多数

106回も行きたくなる城崎温泉 和の情緒にひたる名宿
城崎の三坊主がおもてなし【女性限定】城崎スナックはしごツアー ©城崎温泉泊覧会

京都、大阪、神戸からも足を伸ばしやすい立地。志賀直哉を始めとする文豪たちが魅せられ、繰り返し通った良さが実感出来ます。城崎観光に便利なゲタ情報MAPは、こちら

[城崎温泉博覧会]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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