オーストラリアと言えば、シドニーのオペラハウスを思い浮かべる人も多いかと思います。ヨットの帆が幾重にも折り重なったかのような印象的なデザインは、一度見たら忘れられません。実は、オーストラリアには、まだまだ斬新な建築物が沢山!今日は、見る人に強烈なインパクトを残す、オーストラリアはメルボルンの最新建築をご紹介します。

Iconic Federation Square ©Neale Cousland/Shutterstock.com
フェデレーション・スクエア
オーストラリア第二の都市メルボルン。「世界一住みやすい街」にも選ばれ、ヨーロッパを思わせる町並みが美しい街です。そんなメルボルンの奇妙な建物を見に、まずはフェデレーション・スクエアへ向かいましょう。

©Neale Cousland/Shutterstock.com
フェデレーション・スクエアと言えば、こちらの建物。SBSという放送局などが入っています。見る人によっては、「廃材の寄せ集めみたい」だとか、「解体に失敗したみたい」など散々な評価・・・。

©Neale Cousland/Shutterstock.com
2002年に建設されましたが、2009年には「世界の醜い建物トップ10」の第5位に選出された実績を持ちます。こちらのデザインは、鉄骨が絡み合って、非常に男らしい印象。

©Bernhard Richter/Shutterstock.com
メルボルンのランドマーク的存在である、フリンダース駅の目の前という抜群のロケーションだけに、良くも悪くも注目を集めるのかも知れません。週末には、大道芸人と見物人で大いに賑わい、スポーツのパブリックビューイングも開催される、もはやメルボルンになくてはならない存在です。
AAMIスタジアム
来年2015年1月にオーストラリアで開催される、サッカーアジアカップ。日本からも多くのサポーターが訪れると予想されていますが、メルボルンでの試合が行われるのが、こちらのAAMI(エイミ)パーク。正式名称は、Melbourne Rectangular Stadium(メルボルン・レクタンギュラー・スタジアム)と言います。

©e X p o s e/Shutterstock.com
2010年に建設が終了したばかりの、まだ新しいスタジアムです。レクタンギュラーとは、長方形の意味。メルボルンの中心地から1kmの抜群のアクセスで、サッカーの他に、ラグビーやコンサートも行われています。
この建物の一番の特徴は、三角形のパネルの組み合わせ。そしてBio-Frame Roof(バイオ・フレーム・ルーフ)と呼ばれる、軽量のスチールを用いたドームのデザインです。その姿は、空に浮かぶ雲のようにも見えます。
こちらのスタジアムが最も輝くのは、陽が落ちてから。青からピンク、紫から赤へと、様々な装いを見せてくれます。その姿は、遠目から見ると非常に幻想的。アジアカップ観戦に訪れたら、ぜひその様子を写真に収めたいものです。
RMIT大学
オーストラリアは、海外から多くの留学生が集まることでも有名。そんな世界各国から学生が集まる大学でも、オーストラリアのデザイン魂は健在です。
こちらはRMIT大学の棟のひとつ。緑を大胆に用いたデザインで、街ゆく人々の注目を集めます。右下の緑の塊は、そら豆を連想させるデザイン・・・。壁面には、いくつもの立方体が踊ります。

©TK Kurikawa/Shutterstock.com
ツンツン尖ったような印象を受ける、Building 80と呼ばれる棟。こうして見ると、オーストラリアのデザインは三角形や長方形などを組み合わせる、という特徴があるようにも思えます。
大自然とグルメの国というイメージの強いオーストラリア。でも、街を歩けば、そこかしこで日本では見られないような、斬新なデザインの建物に出会えることでしょう。
[Federation Square]
[AAMI Park]
[RMIT University]
[Photo by Shutterstock.com]

Sae ライター
バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。
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