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19年に一度の「朔旦冬至」!今年の冬至は新月と重なる特別な日

Posted by: 今井明子
掲載日: Dec 19th, 2014. 更新日: Dec 22nd, 2014
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19年に1度やってくる、朔旦冬至って何?
冬至に太陽が沈む方角を向いているというストーンヘンジ


2014年の冬至はちょっと特別

もうすぐ冬至がやってきます。
冬至とは1年で一番昼間の短い日で、2014年は12月22日が冬至にあたります。

2014年の冬至は、普段の冬至とはちょっと違い、「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ばれる特別な冬至です。

これは、新月と冬至が重なる年の冬至のことで、19年に1度しか訪れません。
古来、冬至は極限まで弱まった太陽が復活する日、すなわち「復活の日」とされてきました。太陽と月の復活の日が重なる朔旦冬至は、非常におめでたい日だとされ、古来朝廷では盛大な祝宴を催したといわれています。

冬至と太陽の知る人ぞ知る関係

19年に1度やってくる、朔旦冬至って何?

1日の長さがもっとも短い冬至ですが、日の出がもっとも遅く、日の入りがもっとも早いかというと、そうではありません。

実は、地軸の傾きや、地球の公転軌道が楕円であることから、日の出がもっとも遅いのは冬至の半月ほどあとになり、日の入りがもっとも早いのは冬至の半月ほど前になるのです。

もうひとつ、冬至の時期は寒いので、太陽が遠くにあるように感じます。しかし、実は夏よりも太陽と地球との距離は短いということをご存知でしょうか。

地球の公転軌道は楕円なので、太陽と地球との距離は年間を通じて変化します。太陽が地球に最も近づく「近日点」は、1月上旬です。

冬が寒いのは、太陽との距離ではなく、太陽と地面が成す角度が小さいから。
懐中電灯を真上から照らすよりも、斜めから照らした方が、照らされた面は暗くなります。
これと同じ原理で、太陽と地面が成す角度が小さいと、地面は太陽からのエネルギーを少ししか受け取れなくなり、気温も上がらないのです。

19年に1度やってくる、朔旦冬至って何?

寒さはこれから本番を迎えますが、冬至を超えれば徐々に日が長くなっていきます。
かぼちゃやこんにゃくを食べ、柚子湯につかって、風邪に負けずに冬を乗り切りましょう!

[All Photo by Shutterstock.com]

今井明子

Akiko Imai ライター・気象予報士
「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

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