若者の車離れが話題の昨今。車はあったら便利だけど、高いし頻繁に乗る訳ではないし・・・というのが本音ではないでしょうか。そんな事情を抱える世代に人気のサービスが、今世界中に広がっています。今日は、まだまだ加熱しそうな車に関する新サービスをご紹介します!
1分20円~!ちょっと乗りに最適な「チョイモビ」
こちらは、横浜市内で利用されている新コンセプトのレンタカー「チョイモビ」です。超小型電気自動車なので、地球環境に優しいのが魅力。そして、チョイモビ最大の特徴と言えるのが、市内に数多く存在する降車ステーションならどこでも返却OKということ。つまり、既存のレンタカーのように、レンタカー会社まで戻って返却する必要はありません。また、予約や変更などはスマホの専用アプリで簡単に行えます。
低料金でちょっとだけ乗りたい! という利用者の願いを叶えてくれる、痒いところに手が届くサービス。これなら、横浜市内の観光にもぴったりですね! ただし、窓がついていないので、大雨の日は対策をしたほうが無難かも知れません。利用時間は、午前8時から午後8時までとなっています。
自家用車がタクシーに!安心安全な「Uber」タクシー
海外では、タクシーの良い評判は聞かないことが多いもの。料金ぼったくりに、とんでもない遠回り。さらには、運転手が乗客に身体的危害を加える事件も発生しています。
そんな事情もあってか、昨年急速に拡大したのがアメリカ発祥のタクシーサービス「Uber(ウーバー)」。運転手は自家用車を持つ一般人、というのが特徴です。料金は運転手の持つUber専用iPhoneのアプリで計算され、清算は登録済みのカード引き落としという便利さ、そして友だちの車に乗るようなフレンドリーなサービスが人気の理由。さらに、利用者は運転手を、運転手は利用者をランク付けする仕組みもあり、非常に合理的です。
メルボルンでは、Uber利用者の中から選ばれた数組を、特別にヘリコプターで移動するというキャンペーンまで行われました! 日本では、都内の一部エリアで利用が始まっていますが、こんな目玉企画も登場すると良いですね。
24時間どんな目的にも!Green Share Car
オーストラリア発祥のカーシェアリングサービス「Green Share Car (グリーン・シェア・カー)」の特徴は、ガソリン代と保険代が利用料金に含まれていること。そして、利用予定の1年前から1時間前まで予約OKというフレキシブルさ。街を歩いているとGreen Share Carを見かけることが多いのは、オーストラリアの車と駐車場料金の高さが関係しています。この辺は、日本の若者と似た境遇にあるようです。
車の種類の豊富さも人気の秘密。プリウスなどの人気ハイブリッド車からミニバスまで揃っています。また、利用料金は時間帯により変動し、午前12時から午前6時までは、なんとそれ以外の時間の半額! ここでも、合理的なシステムを採用しているのが分かりますね。
上記にご紹介したサービスの共通点である「合理性」。どちらか一方が得をするのではなく、運営者も利用者も、そして地球も喜ぶ仕組みが出来上がりつつあるカーシェアリング。今後どんな新しいサービスが誕生するか、しばらく目が離せません。
[チョイモビ]
[Uber]
[Green Share Car]