斬新なドーナツで話題!米国ポートランドってどんなトコ?

Posted by: Nao

掲載日: May 7th, 2015

4月17日代官山に日本初上陸した、ポートランド発カムテンズ・ブルースタードーナツ。オープン初日は開店前から行列ができるなど、早くも話題となっているようです。また同じポートランド生まれのVoodoo Doughnutも東京出店を予定するなど、日本にとってポートランドがますます身近な存在になるかもしれません。今回はちょっと気になるポートランドの魅力をお伝えしたいと思います。

ポートランドってどんなトコ?

斬新なドーナツで話題!米国ポートランドってどんなトコ?

温暖な気候、美しい自然の景観に恵まれたポートランド。全米で住みたい都市No.1と称され注目が集まり、なんと毎週400人が移住してきているほど人気があるとか。

斬新なドーナツで話題!米国ポートランドってどんなトコ?

雑誌Bicycling で アメリカで最もサイクリングに適した町に選ばれるなど、環境にやさしい街としても知られています。

グルメの街としても有名で、人口当たりのレストランの数は全米一に上るほど。地元の素材を提供するレストランが多く、新鮮でオーガニックな食材を好む自然志向の食文化が定着しています。

トラムなど公共交通機関も発達し、全米の都市計画の見本にされるほど。街はほどよくコンパクトにまとまり、旅行者にとって観光しやすいのも魅力。

ポートランドはライフスタイル誌「KINFOLK」が生まれた地でもあります。2011年に創刊されて以来、食や暮らしにまつわる情報を美しい写真や詩的なエッセイとともに紹介し、世界中のファンに愛されています。

デザイナーズホテルの先駆けACE HOTEL

街のランドマーク的存在のACE HOTEL。ハイセンスなアートやカルチャーを発信し続けているデザインホテルです。

「HOTEL」というサインが象徴的なラウンジ。宿泊者以外も利用でき、地元のクリエイターや近所に住む人々が集うことも多いそう。

ローカルにも愛されるStumptown Coffee

アメリカのサードウェーブ系コーヒーの発端の1つと言われる、ポートランド生まれのスタンプタウンコーヒー。市内に5店舗構えます。

ポートランドの職人気質を感じるBeam & Anchor

元倉庫の古い建物をリノベーションしたセレクトショップ、Beam & Anchor。工房を併設していて、地元アーティストによる家具や革製品、石鹸などを販売。年季のはいったものを新しい感覚で活かした、ポートランドらしさたっぷりの空間。

斬新で奇抜すぎるVoodoo Doughnut

今年日本進出予定のブードゥー・ドーナツ。現地でも行列が絶えない人気店。ビビットなピンクを基調とした店内はとにかく派手でカラフル!

斬新なドーナツで話題!米国ポートランドってどんなトコ?
(C)NAO

ショーケースに並ぶ超個性的なドーナツたち。メープル味のドーナツの上にベーコンを乗せた「ベーコンメープルバー」や、呪いの人形にプレッツェルが刺さったドーナツなど、ユニークで遊びゴコロいっぱい!

KEEP PORTLAND WEIRD!

斬新なドーナツで話題!米国ポートランドってどんなトコ?
(C)NAO

ブードゥー・ドーナツの近くには「KEEP PORTLAND WEIRD」という看板が。「ずっと変なままでいようよ」というポートランドのスローガン的な言葉でもあります。ポートランダーにとって、自分たちの街が「変」であることはポジティブであるようです。このような思いが、斬新なドーナツやクリエイティブ感覚あふれる街を作り上げているのでしょう。

「全米で一番住みたい街」は旅先としても魅力あふれる場所でもあるかもしれません。日本からは直行便で約9時間のポートランド。新しい食生活や豊かなライフスタイルを体感できるこの街を訪れてみるのはいかがでしょうか?

[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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