毎年国連の幸福度報告書として公開される「世界で最も幸せな国ランキング」。世界158か国を対象にしたこのランキング、世界で最も幸せな国は一体どこの国なのでしょうか。2015年度におけるトップ10をご紹介します。
世界で最も幸せな国ランキングトップ10

1位 スイス
2位 アイスランド
3位 デンマーク
4位 ノルウェー
5位 カナダ
6位 フィンランド
7位 オランダ
8位 スウェーデン
9位 ニュージーランド
10位 オーストラリア
第1位はスイス。その他の結果は北欧を中心としたヨーロッパ周辺、そしてカナダ、オセアニア地方に固まる結果となりました。確かにどこも聞いたことがあるような国で、旅行先としても大人気の国々ですね。これらの国が放つ幸せな雰囲気も、多くの観光客を呼び寄せる秘密のひとつなのかもしれません。
気になる日本の順位は・・・?
44位 ウズベキスタン
45位 スロバキア
46位 日本
47位 韓国
48位 エクアドル
・・・
と日本は46位。少し微妙な順位ですね。
では、そもそもどんな方法でランキングを決めるのでしょうか?
そもそも幸せな国ランキングとは?

幸せな国ランキングの基準は「1人当たりのGDP」「社会における選択肢の自由度」「社会的支援」「政治への腐敗認識度」「寛大さ」「平均寿命」などを元にしており、ランクが高い国は総じてこれらの値が高いということになります。
「平均寿命」が高いことで知られる日本ですが、それだけで幸せの国と言えるかといえばそうではなく、まだまだ改善できる点が多いということですね。

ランキングに一喜一憂するのはあまり意味がないことかもしれませんが、こうした結果が発表されると、「幸せ」について改めて考えさせられます。
「ランキングなんて関係ない、自分は幸せ」と胸をはって言える人はどれだけいるでしょうか?
[All Photo by Shutterstock.com]