あなたが、海外へ留学、海外赴任、または長期滞在される場合、日本とは色々勝手が違います。その中でも、後回しにしがちながら、優先して確認しておいたほうが良いことを、NYC在住筆者の経験からお伝えしたいと思います。
【良いお医者様を探しておきましょう】
あなたの身体を預けるのに、誰でも良いわけではありませんよね? 持病のある人、妊娠している人は、特にお医者様の情報が必須です。

大事なことは、病気にならないこと。気になることがあったら、日本で検査、治療を済ませておきましょう。
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病気になってから探すのでは、遅い場合がある
医者を探していることで、症状が重くなってしまうことがあります。緊急時に、信頼出来ない医者にも罹りたくないものです。
アメリカでは歯科は保険対象外
海外旅行保険をかけた場合でも、歯科は保険が効きません。高額なので、歯科治療は済ませておくことをお勧めします。
アメリカでは救急車は有料
救急車は300ドル以上掛かりますので、救急車を呼ぶような緊急事態にならぬよう避けたいものです。

病気になるのは不測の事態
そうはいっても、人間はこわれもの。病気になりたくてなるものではありません。

異なる環境で、想像外の病気に
●肺炎(風邪が悪化)慣れない環境で疲労が重なります。またNYCの寒さは半端でないのです。
●蚊のアレルギー(腕に痒みを覚えたら、真っ赤になり、丸太のように腫れました)
NYCの蚊に免疫がないためのアレルギーと聞いて、ビックリ。以来、蚊の時期には、蚊除けスプレーを手足につけています。
上記は筆者が罹った病気です。特に疲労が重なると免疫力が低下して、疾病が重くなることがあるので、睡眠を良くとる、疲れたら休憩をとるなど心がけましょう。
良いお医者様はどうやって探す?
●
口コミが一番
滞在期間の長い友人、知人、大家さん、アパートの管理人、近所の人に聞いてみましょう。まだ親しい人がいない場合でも、大家さん、管理人、不動産の人などに聞くことはできると思います。筆者は、歯医者さんは大家さん(チャイニーズ)に、良い先生をご紹介いただきました。住居から近いお医者様が理想的です。
●日系の病院は必ずしも日本人の先生に診て頂けるとは限りません
日本人の先生は一人くらいで、あとはほんの少し日本語が話せる程度の日本人以外の先生が診る場合が多いです。
●町医者をバカにするな
筆者の経験では、大病院はそれぞれの専門分野にぐるぐる回され、1日病院で過ごした上、結局誰がメインの医者なのか分からないことがありました。それ以来、通常罹る一般的な(重くない)病気の場合は、信頼できる個人医院で診ていただいています。近所であれば、なおベストです。ただし、特殊な病気、大病の場合は、専門機関を備えた大学病院や、総合病院にスペシャリストがいると思います。
●良い内科のお医者様を見つけておく
良いお医者様なら、もし専門外でも同レベルの良いお医者様を紹介してくれるでしょう。筆者が信頼している個人医院(近所の町医者)を見つけたきっかけは、近所の総合病院へ行ったら診療時間外で閉まっており、振り向いたところに別の医院があったという偶然でした(笑)。小さな個人医院なのですが、先生の人格も、腕も良く、ラッキーだったと思います。ここ数年お世話になっていますが、信頼しています。ただし、いつも混んでいるため2時間以上待たされます。

次は良いお医者様の見分け方です。
あなたが知りたかったことが、この記事で参考になりましたか?
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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