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都内でも食べられる!寒い冬にぴったりのアルザス料理シュークルートとは?

Posted by: 北川菜々子
掲載日: Nov 29th, 2015. 更新日: Jan 11th, 2017
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11月を過ぎるとフランスの肉屋から酸味のある香りがします。キャベツのシュークルート/ザワークラフトを熱しているのです。なんとも食欲をそそる匂い。この香りがすると冬も本格的に始まるのだなと感じられます。シュークルートはキャベツの酢漬けをじゃがいもや肉やソーセージを一緒に煮込んだアルザス伝統料理です。寒い冬にぴったりの郷土料理シュークルートとはどんなものなのでしょうか。


キャベツのザワークラフト

都内でも食べられる フランスアルザス伝統料理シュークルートとは

アルザス地方では伝統的にキャベツの生産が多く行なわれています。毎年秋になるとキャベツのザワークラフトが作られます。お酢などで酸味を出すのではなく、千切りしたキャベツを樽などに入れ、塩と香辛料を混ぜ、重しをのせ保存します。ザワークラフトの酸味は自然発酵されたものなのです。

アルザス伝統料理シュークルート

都内でも食べられる フランスアルザス伝統料理シュークルートとは

このキャベツのザワークラフトに塩漬けされた豚バラ肉やソーセージ、じゃがいもなどを白ワインと煮込みます。これがアルザスの伝統的なシュークルートです。

酸味の効いたキャベツは程よい酸っぱさで、これが塩気のあるお肉とよくあうのです。この酸味のあるキャベツはいくらでも食べれそうなほど美味しく、お酢料理を食べる日本人に好まれる味かと思います。フランスではマスタードと一緒に食べることも。寒い冬、大人数で和気あいあいと食べる料理のひとつです。アルザス地方ではアルザスの白ワインと一緒に食べるそうです。

都内でシュークルートが食べれるレストラン

ブラッスリージョンティ」はアルザス地方の料理とワインを専門とした東京都内のレストランです。アルザス地方のワインやガストロノミーに惚れ込み、ジョンティをオープンさせたそう。「豚肉」「スパイス」「フルーツ」をコンセプトにアルザス料理を表現しています。こちらのシュークルートのキャベツは自家発酵したものを出しているそうです。シュークルートの他にアルザスのピザ、タルトフランベも食べることができます。

アルザス伝統料理シュークルートはドイツのザワークラフトは似ていると気づいた方もいると思います。それもそのはず。アルザス地方は戦争のたびにフランス領になったりドイツ領になったりした土地です。アルザスの伝統料理はドイツの影響を強く受けています。シュークルートは寒い地方の郷土料理。この冬ぜひ一度、シュークルートを食べてみてくださいね。身体をぽかぽかと温めてくれます。

[MY TF1 News]
[Photos by shutterstock.com]

北川菜々子

Nanako Kitagawa ライター
2007年よりフランス在住。パリ第八大学大学院を卒業。専攻は文化コミュニケーション。趣味は映画、読書、写真、雑貨、料理、街歩き、カフェ巡り。初めて訪れたその日からすっかりパリの街に魅了され、今日も旅をするようにパリの街を歩き回る。


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