日常会話でよく使う英単語・フレーズは、案外ガイドブックや教科書に載っていないものです。特にアメリカでよく使われる、とっても簡単な日常表現を5つご紹介します。
1. buck(s)
【意味】ドル
【用例】
(1) 「合計20ドルです」
お会計の際に言われます。
(2) 「1ドル札はありませんか?」
「あればお釣りが細かくならなくて済むんだけど」という店員さんからのリクエストです。
2. w/
【意味】withの省略形
【用例】
レストランやカフェのメニュー表でよく目にします。
旅行中はあまり見かけないかもしれませんが、
もよく使います。becauseの省略形です(b/cの他に、cuz、bc、bcoz、bcz、bcosなどとも)。3. comfy
【意味】心地よい、快適な
【用例】
comfortableの省略形。comfortableよりも親しみや可愛らしさが含まれます。居心地のいいホテルを見つけたいなら、「comfy」の文字を目印にしましょう。
その他街中でよく見かける省略形としては、
があります。throughの意味で、 などと使われます。4. right?
【意味】でしょ?
相手に確認したい時や意見を求める時、文末につける一語です。
教科書で習う付加疑問文はisn’t it? やdon’t you? などと文の主語・述語に合わせて変えないといけませんが、right? はどんな文にも付けられるのでお手軽。
カジュアルな表現なので、フォーマルな場面ではそぐわないこともあります。
【用例】
(1) 「お店、夜9時まで開いてるよね?」
お店が何時までか確認したい時に使います。主語はthis restaurantなどでも通じますが、youやyou guysの方が一般的。
(2)
相手の同意を求めたい時に使います。相手が言ったことを総括して「~という意味ね?」「~という解釈で合ってる?」と確認するイメージです。否定文に対しての返答なので、相手は「うん(おすすめしないよ)」の意味で「No」と答えることにも注意。
5. How you doin’?
【意味】いらっしゃいませ/こんにちは
【用例】
お店に入った時に店員さんから言われたり、道ですれ違った人に言われたりする挨拶言葉です。教科書ではMay I help you? やHow are you? が載っていますが、少なくともアメリカでは聞きません。
字句通り「元気?」と尋ねられている訳ではないので、特に返答しなくても構いません。Hiと軽く挨拶を返したり、微笑んだりするだけで十分でしょう。
ただ友人知人にこう訊かれたら、これが会話の糸口になるのでI’m okayやNot badなどと返し、話を続けましょう。
以上、よく使うのに教科書ではあまり見かけない単語・フレーズ5選でした。イギリスやオーストラリアなどの英語圏ではまたちょっと事情が違うので、ご了承ください。アメリカ旅行のお役にたてれば幸いです。
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