教科書には載っていない!アメリカ旅行で必須のトラベル英語5選

Posted by: トゥルーテル美紗子

掲載日: Feb 25th, 2016

日常会話でよく使う英単語・フレーズは、案外ガイドブックや教科書に載っていないものです。特にアメリカでよく使われる、とっても簡単な日常表現を5つご紹介します。

1日に1回はきっと使う!教科書に載っていない必須トラベル英語5

1. buck(s)

【意味】ドル

1日に1回はきっと使う!教科書に載っていない必須トラベル英語5

【用例】
(1) Total amount is 20 bucks. 「合計20ドルです」
お会計の際に言われます。
(2) Don’t you have a buck? 「1ドル札はありませんか?」
「あればお釣りが細かくならなくて済むんだけど」という店員さんからのリクエストです。

2. w/

【意味】withの省略形

1日に1回はきっと使う!教科書に載っていない必須トラベル英語5

【用例】omelet w/ cheese 「チーズオムレツ」
レストランやカフェのメニュー表でよく目にします。

旅行中はあまり見かけないかもしれませんが、b/cもよく使います。becauseの省略形です(b/cの他に、cuz、bc、bcoz、bcz、bcosなどとも)。

3. comfy

【意味】心地よい、快適な

1日に1回はきっと使う!教科書に載っていない必須トラベル英語5

【用例】comfy bed 「寝心地のいいベッド」
comfortableの省略形。comfortableよりも親しみや可愛らしさが含まれます。居心地のいいホテルを見つけたいなら、「comfy」の文字を目印にしましょう。

その他街中でよく見かける省略形としては、thruがあります。throughの意味で、Drive Thruなどと使われます。

4. right?

【意味】でしょ?
相手に確認したい時や意見を求める時、文末につける一語です。
教科書で習う付加疑問文はisn’t it? やdon’t you? などと文の主語・述語に合わせて変えないといけませんが、right? はどんな文にも付けられるのでお手軽。
カジュアルな表現なので、フォーマルな場面ではそぐわないこともあります。

1日に1回はきっと使う!教科書に載っていない必須トラベル英語5

【用例】
(1) You guys are open till 9 pm, right? 「お店、夜9時まで開いてるよね?」
お店が何時までか確認したい時に使います。主語はthis restaurantなどでも通じますが、youやyou guysの方が一般的。

(2) So you don’t recommend taking a taxi from the airport, right? 「じゃあ、空港からタクシーに乗るのはおすすめじゃないってことね?」
相手の同意を求めたい時に使います。相手が言ったことを総括して「~という意味ね?」「~という解釈で合ってる?」と確認するイメージです。否定文に対しての返答なので、相手は「うん(おすすめしないよ)」の意味で「No」と答えることにも注意。

5. How you doin’?

【意味】いらっしゃいませ/こんにちは

1日に1回はきっと使う!教科書に載っていない必須トラベル英語5

【用例】
お店に入った時に店員さんから言われたり、道ですれ違った人に言われたりする挨拶言葉です。教科書ではMay I help you? やHow are you? が載っていますが、少なくともアメリカでは聞きません。

字句通り「元気?」と尋ねられている訳ではないので、特に返答しなくても構いません。Hiと軽く挨拶を返したり、微笑んだりするだけで十分でしょう。
ただ友人知人にこう訊かれたら、これが会話の糸口になるのでI’m okayやNot badなどと返し、話を続けましょう。

以上、よく使うのに教科書ではあまり見かけない単語・フレーズ5選でした。イギリスやオーストラリアなどの英語圏ではまたちょっと事情が違うので、ご了承ください。アメリカ旅行のお役にたてれば幸いです。

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

トゥルーテル美紗子

Misako Treutel ライター/翻訳業

1986年生まれ。大学では英米文学・英語学を専攻していたが、授業そっちのけで留学、国際インターンシップ、旅に明け暮れる。大学卒業後は出版社に入社し、約80点書籍を制作。2015年に退社し、現在は米国シアトル在住。

1986年生まれ。大学では英米文学・英語学を専攻していたが、授業そっちのけで留学、国際インターンシップ、旅に明け暮れる。大学卒業後は出版社に入社し、約80点書籍を制作。2015年に退社し、現在は米国シアトル在住。

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